技術士二次試験をこれから受ける予定だが、自分に合った勉強方法を考えたい。
技術士二次試験でオススメの勉強方法が知りたい。
本記事では、技術士二次試験の合格に必要と考えるものを紹介します。
その上で、どんな勉強方法が合格への近道かを考えます。
※セミナーと通信講座を受けた体験談を踏まえてお話します。
独学、セミナー、通信講座、それぞれに良さが有ります。
自分に合った勉強方法を選んで頂ければ幸いです。
私のオススメは、通信講座です。
結論として、勉強方法の比較を掲載します。詳細は後ほど。
技術士二次試験合格に必要なもの
あくまで私の主観に基づいており申し訳ございませんが、以下の通りです。
技術士二次試験合格に必要なものは主に6つ!
(1)時間
(2)やる気維持
(3)専門知識
(4)業務経験
(5)技術士試験を正確に知る
(6)お金
※技術士倫理やマインドは(5)技術士試験を正確に知る に含ませています
それぞれ、個別に見ていきましょう!
時間
技術士合格のためには、何時間勉強すれば良いでしょうか?
技術士二次試験に必要な勉強時間について、これを正確に答えるのは難しいです。
なぜなら、
・人によって能力はさまざま
・年度によって出題が変わるので、ヤマが当たるという運要素も有る
参考程度ですが、僕の勉強時間はこんな感じです。
2年間で合計450時間でした。
【2018年不合格】
問Ⅰ:A判定(択一式) 問Ⅱ:C判定 問Ⅲ:B判定
4か月前から勉強開始。勉強時間は200時間。
新技術開発センターのセミナーを受講。
【2020年不合格】
問Ⅰ:A判定(記述式) 問Ⅱ:C判定 問Ⅲ:A判定
4か月前から勉強開始。勉強時間は250時間。
独学。
【2021年受験】
ブログに注力してしまい、技術士の勉強時間は100時間。
これを長いと感じるか、短いと感じるかは人次第だと思います。
一般的に勉強時間としては500~1000時間が多そうです。
仮に時給2000円で働けば、500時間で100万円ですね。
逆に、何も頭を使わずに働くと、それだけの機会損失と考えると恐ろしいです。
やる気維持
やる気維持は技術士試験合格において、最重要と感じます。
技術士試験の合格率は10~15%と低く、必然的に長丁場になりやすい。
STUDYing講座では、合格までの平均受験回数は、およそ4.5回との事。
合格率が低くても、今年こそは受かる思いでチャレンジし続ける事が大切。
ゆえに継続モチベーションが重要!
技術士試験は一回で受かる方が難しいです。
多くの方が3~4回目で合格しているという印象です。
しかし試験は1年に1回しかありません。
従って、技術士試験勉強は数年に渡る可能性が高いです。
※もちろん、1年で合格される強者も大勢います。
①そもそも技術士試験合格が難しい理由は何?
そもそも技術士二次試験は、なぜ超難関試験と言われているでしょうか?
要点は以下の通りではないかと思います。
記述式なので、丸暗記では合格不可。
独学では勉強方法も分からない。
受験が何年にも渡る事が多く、仕事の忙しさから受験継続を挫折する人が多い!
技術士試験合格を目指し、志を立てるのですが、途中で挫折してしまうのですね。
ではどうすればモチベーションを維持できるか?
そもそもモチベーションには2種類あるようです。
かの両学長がモチベーションを紹介している動画はこちら。
モチベーションは2種類あります。
・スタートモチベーション
・継続モチベーション
スタートモチベーションというのは、
1年で技術士二次試験に合格したい!
3年後にエベレストを登頂したい!
といったゴールをイメージする事で生まれます。
1年で技術士二次試験に合格したい!
だから毎日2時間、何があっても勉強します!うおおおおおお!
・・・闇雲に突っ走っても、3日坊主になるのが関の山。
僕は、2か月で当初の高揚感や緊張感が無くなりました。
技術士二次試験は短い勉強時間では、どうしても合格が難しいです。
②継続モチベーションを大切にしたい
というわけで、継続モチベーションが登場します。
継続モチベーションというのは、
3年後にエベレスト登頂なら、2年後に世界の高い山を5個登頂する。
そのためには1年後までに富士山に3回登頂して体力をつける。
ってことは毎日1時間必要だから時間を確保する。
といった戦略をイメージする事で生まれます。
セミナーや通信講座でプロの方に教えてもらうと、ゴールまでの道筋が見えやすくなります。
すると戦略もグッと立てやすくなり、継続モチベーションUPに役立ちます!
専門知識
技術士二次試験に必要なもの、それは専門知識。
技術士としての言葉で言い換えると、専門的学識。
・技術士が専門とする技術分野(技術部門)の業務に必要な,技術部門全般にわたる専門知識及び選択科目に関する専門知識を理解し応用すること。
・技術士の業務に必要な,我が国固有の法令等の制度及び社会・自然条件等に関する専門知識を理解し応用すること。
引用元:技術士二次試験 受験申込み案内 https://www.engineer.or.jp/
いわゆる教科書的な専門知識を持ち、それを業務に応用する事が必要です。
また、排ガス規制法などの法令知識も必要です。
社会・自然条件などに関する専門知識を理解し応用する事も求められます。
例えば、我が国はパリ協定でCO2排出量を○○年までに○○%削減する目標を掲げている。
これを達成するために、〇〇法を順守する事が義務付けられている。
という事を可能な限り専門的に、具体的に述べられると良いでしょう。
業務経験
技術士二次試験では、「業務経験」が必須です。
受験申込書、筆記試験、口頭試験。
これら全てで、「業務経験」がしっかりと伴っているか、問われます。
技術士試験を正確に知る
技術士試験を正確に知る。
これは独学で臨む方の最大の障壁となるでしょう。
例えば、業務経歴書に「開発」に従事していた、と多くの人が書くかもしれません。
しかし、技術士法に定める「業務」とは、「計画」「研究」「設計」「分析」「試験」「評価」です。「開発」は含まれていません。
そのため業務内容で「開発」と書くと、技術士法の理解が浅いと判断され、評価を落としまいます。
※STUDYingでの講座内容に基づいて記述しています。
こういった事を、有識者から教えてもらわずに備える、というのも困難でしょう。
全ての情報開示は本サイトでは困難ですので、可能な範囲でお伝えする所存です。
お金
令和3年では、受験申込料金が14000円必要でした。
セミナーや通信講座を受ける際は、お金が必要になります。
例えば100時間勉強を短縮できるのであれば、時給2000円でも20万円。
費用対効果を考えながら、最適な選択ができると良いですね。
勉強方法
主に3つの勉強方法が有ります。
(1)独学
(2)セミナー
(3)通信講座
勉強方法ごとの特徴は次の通りです!
各勉強方法について、特徴を確認していきましょう。
独学
◎ お金が掛からない
〇 専門知識や業務経験は独学でも十分
△ 時間、やる気維持、 技術士試験を正確に知る、で不利
独学の一番良いところは、「お金が掛からない」というところだと思います。
今はインターネットで有用な情報が落ちているので、独学でも合格可能でしょう。
専門知識や業務経験は、セミナー等で得られるものも限定的ですので、独学で十分です!
独学で合格したい方は、sukiyaki塾をチェックしてみて下さい。情報が充実していて、2021年までは無料で添削を受け付けていました。私がお手本にしているサイトです。
しかしながら、「時間短縮」「やる気維持」「技術士試験を正確に知る」という面で、不利です。
「時間短縮」・・・情報は自分で取得し「取捨選択」する必要が有ります。
セミナーや通信講座は重要な情報が凝縮されているので、そうした時間を省けます。
「やる気維持」・・・自分で戦略を立て、コントロールする必要が有ります。
セミナーや通信講座では、先生の顔やライバルの存在を感じるので、やる気を維持しやすいです。
ただし、身近に技術士が居て、教えを頂けるのであれば、問題なさそうです。
セミナー
セミナーとは、会場まで行って、直接講師の授業を受けるものを言います。
◎ プロの講師に会って、やる気注入!技術士の事も正確に知れる。
〇 独学と比べて時間は節約できるが、講義を反復して聞けない。
△ 最もお金が掛かる
実際にセミナーを受けて最も感じた事は、闘志ある教師とライバルの熱量を感じられる点です!
一気にやる気が注入されます。
料金体系によって様々ですが、参考までに私が受けたものを紹介します。
スクール名:新技術開発センター
内容:セミナー3回(受験申込書の対策・問題Ⅱ対策・問題Ⅲ対策)
教材:部門共通テキスト(A4約200ページ)、部門別テキスト(A4約80ページ)
添削:3回(受験申込書、問題Ⅱ、問題Ⅲ)
料金:上記内容で約80000円
通信講座(e-learning)
通信講座とは、動画や音声の形式で、対面せずに授業を受けるものです。
◎ プロの授業を何回も聞ける。隙間時間も節約。技術士の事も正確に知れる。
〇 対面ではない分刺激が少なく、やる気UPは限定的。費用はセミナーより安価。
△ 今どきの勉強方法なので、万人受けするとは言えない。
実際に通信講座を受けて最も感じた事は、出先で動画が見れるので大幅に時間節約になった点です!
毎日の通勤時にインプットできるので、アウトプットに専念出来ました!
料金体系によって様々ですが、参考までに私が受けたものを紹介します。
スクール名:STUDYing
公式ページ>>内容:通信講座(受験申込書・筆記試験・口頭試験の対策)
教材:動画による授業、予想問題集、キーワード練習冊子等(49ステップ)
添削:10回(受験申込書、問題Ⅱ、問題Ⅲ)
料金:上記内容で77000円(2022/04/12現在)
オススメの勉強方法
私はこれまで独学、セミナー、通信講座と試してきました。
最もオススメなのは、通信講座です!
講座をダウンロードすれば、通勤中に何度も聞ける。
インプットは移動中に完了するから、アウトプットに専念できる。
しかもセミナーより安価なので、添削をたくさん受けられる。
では、実際にどういったメニューや料金体系なのか、気になると思います。
▼そんな悩みに答えるべく、人気6社をランキング形式で紹介します。
【迷ったらコレ!】技術士講座(二次試験対策)のおすすめランキングベスト3!>>
▼私が体験して特に気に入ったSTUDYingはこちらで紹介しています。
スタディングの講座を紹介はこちら>>
まとめ
独学、セミナー、通信講座の特徴を紹介してきました。
ご自身に合った勉強方法が見つかり、最短最安で技術士に合格できることを祈ります。
独学、セミナー、通信講座、それぞれに良さが有ります。
自分に合った勉強方法を選んで頂ければ幸いです。
私のオススメは、通信講座です。
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コメント一覧 (1件)
[…] 細に分析しているので、気になった方は参照下さい独学とセミナーとe-learning(通信)で最もオススメはどれ? […]