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基本情報技術者(FE)の科目Bの勉強法!2023年に合格した時のコツを紹介

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こんな人に読んで欲しい

基本情報技術者の科目Bが苦手

基本情報技術者の科目Bで60%以上得点して合格したい

基本情報技術者は令和5年に試験制度が変わり、科目Aと科目Bになりました。

中でも科目Bは難しいアルゴリズムの問題も出題され、苦手とする人も多いはずです。

私はIT未経験ながら、2ヶ月間の勉強でITパスポートと基本情報技術者に合格しました。

科目Bは、基本をしっかり押さえれば、得点できます。本記事ではコツを紹介します。

結論

簡単な問題は確実に正答する。
→if,、while、do、for、modが肝要

難しい問題は勇気を持って捨てる。
→時間が余ったら取り組めばよし

セキュリティ4問は、確実に解答する。
→2問正答できればOK。時間かけずに。

目次

簡単な問題を確実に正答する

難しい問題と易しい問題の差を知る

簡単な問題は、時間を掛けて、90%以上の正答率を狙う。

簡単な問題は、前半に集中しています。逆に後半になるほど難しくなります。

最初の5問程度はとても簡単なので、多くの人が正答します。

ポイントは、中盤(8問目)以降の問題です。

例えば、これは簡単な問題です。

具体的に数字を一つずつ当てはめていけば、確実に正解に辿り着けます。

一方、これは難しい問題です。

本番は1問に5分しか使えないので、手におえる問題か、パッと見で分かるよう訓練しましょう。

ifをマスターする

ifは、else if, else, end if まで確実に理解する

ifは、基本情報技術者の科目Bに頻出です。

もし〜なら、〇〇となる。・・・これくらいなら全員分かるでしょう。

では、else ifとelseの違いは? else ifで偽の場合はどう処理される?

ifには、以下のような定義があります。(基本情報技術者の科目Bサンプル問題に付録されています)

if(条件式1
 処理1
else if(条件式2
 処理2
else if(条件式n
 処理n
else
 処理n+1
end if

選択処理を示す。
 条件式を上から評価し、最初に真になった条件式に対応する処理を実行する。以降の条件式は評価せず、対応する処理も実行しない。どの条件式も真にならないときは、処理n+1を実行する。
 各処理は、0以上の文の集まりである。
 else ifと処理の組みは、複数記述することがあり、省略することもある。
 elseと処理n+1の組みは一つだけ記述し、省略することもある。

科目Bの問題演習を通じて、if文を丁寧に使い、確実にマスターすると良いと思います。

while、do、forをマスターする

while、do、forの違いを理解しマスターする

while、do、forは、よく似ていて、全て繰り返し処理です。

これらの違いを明確に理解していますか?

while, do, forには、以下のような定義があります。(基本情報技術者の科目Bサンプル問題に付録されています)

while (条件式)
処理
endwhile

前判定繰返し処理を示す。
条件式が真の間,処理を繰返し実行する。
処理は,0 以上の文の集まりである。

do
処理
while (条件式)

後判定繰返し処理を示す。
処理を実行し,条件式が真の間,処理を繰返し実行する。
処理は,0 以上の文の集まりである。

for (制御記述)
処理
endfor

繰返し処理を示す。
制御記述の内容に基づいて,処理を繰返し実行する。
処理は,0 以上の文の集まりである。

科目Bの問題演習を通じて、while, do, for文の違いを理解しながら、体に染み込ませましょう。

演算子 modをマスターする

剰余演算modは、割り算の余りを求める演算。

modは、基本情報技術者の科目Bに頻出ですが、混乱しやすいので注意が必要です。

Mod 演算子は、2 つの数を割った余りを返します。 いずれかの数が浮動小数点数の場合は、まず整数に四捨五入されます。

具体的な計算結果を覚えると良し
 10 Mod 5 = 0
 10 Mod 3 = 1
 12 Mod 4.3 = 0
 12.6 Mod 5 = 3

【解説】

10 Mod 3は、10を3で割った余りである1を返します。

12 Mod 4.3 は、先に小数点を四捨五入し 12 Mod 4と変換し、12を4で割った余りである0を返します。

12.6 Mod 5 は、先に小数点を四捨五入し 13 Mod 5と変換し、13を5で割った余りである3を返します。

セキュリティは短時間で解答できる

4問のセキュリティは早めに全て解答する

後半4問出題されるセキュリティは必ず解答する

分類出題数詳細
データ構造
アルゴリズム
プログラミング
16問if、else if、else
do while、for
modなどの演算子
セキュリティ4問暗号方式や監査など
基本情報技術者の科目B概要
分類出題数詳細
データ構造
アルゴリズム
プログラミング
16問if、else if、else
do while、for
modなどの演算子
セキュリティ4問暗号方式や監査など
基本情報技術者の科目B概要

科目Bのセキュリティ問題は、後半に出題されると思います。

基本情報技術者の科目Bサンプル問題では、セキュリティが17〜20問目と後半ですが、回答しないのはもったいないです。

なぜなら、セキュリティは知識を問う問題なので、短時間で回答できるからです。(次の章で説明します)

科目Bのセキュリティは科目Aと大差ない

アルゴリズムの問題と比べ、文章が長く難しいと感じるかもしれません。

でも、科目Aを突破する知識がある方なら、十分正答できます。

こちらの例題で説明します。

この問題では、以下の脆弱性に対する対策は、ABC社のどれかを聞いています。

項番1:Aサイトで利用しているアプリケーションサーバのOSに既知の脆弱性があり…
項番2:Aサイトにクロスサイトスクリプティングの脆弱性があり…
項番3:Aサイトで利用しているDBMSに既知の脆弱性があり…

文章の中に、次のキーワードが見つかります。

Aサイトは、B社のPaasで稼働しており、Paas上のDBMSアプリケーションサーバを利用している。

A社とC社との間の委託契約では、Webアプリケーションプログラムの脆弱性対策は、C社が実施するとしている。

これらの情報をまとめると、正答に辿り着けます。

項番1:Aサイトで利用しているアプリケーションサーバのOSに既知の脆弱性があり…
→アプリケーションサーバはB社のPaasで稼働しているので、B社が対策を行います。

項番2:Aサイトにクロスサイトスクリプティングの脆弱性があり…
クロスサイトスクリプティングはWebアプリケーションプログラムなので、C社が対策を行います。

項番3:Aサイトで利用しているDBMSに既知の脆弱性があり…
→DBMSはB社のPaasで稼働しているので、B社が対策を行います。

答えは、「カ」項番1はB社、項番2はC社、項番3はB社です。

まとめ

結論

簡単な問題は確実に正答する。
→if,、while、do、for、modが肝要

難しい問題は勇気を持って捨てる。
→時間が余ったら取り組めばよし

セキュリティ4問は、確実に解答する。
→2問正答できればOK。時間かけずに。

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