技術士を知ろう

技術士の資格は役に立たないって本当?メリットの先を考えると見える魅力を紹介します(受験動機)

皆さんは技術士という資格をご存じですか?

技術系としては最難関の国家資格だと聞いたが、特段の効力や独占業務が無いと聞いた…。

それならば、多くの時間を掛けてわざわざ資格を取りにいく必要があるか?

受験料で14000円取られて、勉強時間も平均500~1000時間!? そんな苦行を経て資格を取って、どんなメリットが有るんですか?

そんな意見が多く聞こえてきそうです。

✔ 昇給や高評価につながる(会社次第)
✔ 受験勉強で仕事力が上がる
✔ 会社以外での信用力を得られる

このようなメリットが有ると聞いたけど、あなたにどんな利益をもたらすか?

この疑問に対する私の意見は、

「あなたの時間・お金に余裕が生まれ、働き方がもっと自由になる」

こう考えます。

まだ合格していない私でも、定時帰りを1年半以上続け、給与の半分以下で家族を養えてます

技術士に向けて勉強するという事は、メリットの先、波及効果まで考えると新たな発見があります。

そこで本記事では、波及効果「時間・お金に余裕が生まれ、働き方が自由になる」を説明します。

更に、どんな人に技術士資格はオススメで、どんな人に向かないのか?という問いも答えようと思います。

こんな悩みに答えます

技術士資格って役に立たないと聞いたが、本当か知りたい

技術士という資格が、何の役に立つのか知りたい

表面上の受験動機ではなく、マインド面から技術士の志望を考えたい

結論

技術士とはどんな資格?
・文部科学省所轄の難関国家資格
・しかし独占業務を持たない資格

技術士が役に立たないと言われる理由
・業務独占資格ではない
・課される責務が重い

技術士を取る事の効果
・時間とお金の余裕に繋がる
・働き方がもっと自由になる

この記事を書いた人

>技術士一次 “機械” “電気” 合格
>技術士二次 令和2年度不合格
Ⅰ:A判定、Ⅱ :C判定、Ⅲ :A判定
>技術士講座で試した講座は6社
>記事コンテストで銅賞獲得

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ブロガー
たけゆう

なお、他資格の科目免除など直接的なメリットデメリットはこちらの記事を参照ください。
技術士とは?どんな風に活躍してる?概要やメリットデメリットを解説>>

1.技術士とはどんな資格?

技術士とは、一言で言うと文部科学省が所轄している、国家資格の一つです。

機械、電気、化学、建設など21の科目から1つを選んで受験します。

技術士試験は一次試験と二次試験があり、二次試験は技術系最難関と言われています。

一次試験は択一式なので、勉強すれば大体合格できます。(合格率50%程度)

二次試験は記述式なので、勉強だけではなく、伝わりやすい論文や技術経験、マネジメント経験が必要なため難関です。(合格率10%程度)

そんなに難しいなら、凄い特典が有っても良いんじゃ?

ではどんな凄い効力が有るかというと、資格が無いと出来ないような仕事(医師・弁護士・公認会計士など)はありません。

ちょっと拍子抜けしますね。

但し建設部門では明確なメリットがあり、公共事業の入札で技術士が居ると有利になります。

そのため全21部門の受験者25,000人のうち、15,000人が建設部門という試験です。

建設部門以外では、あまりメジャーな資格と言えないかもしれません。

2.役に立たないと言われる理由

(1) 業務独占資格ではない

技術士資格が無ければできないような仕事(独占業務と言います)は無いです。

例えば医師にしか医業は行えず、弁護士にしか刑事被告人の弁護人を行えません。

このような独占業務が技術士に無いため、役に立たないと言われるのではないでしょうか。

技術士しかできない仕事は無いんですね

(2) 課される責務が重い

技術士法の第四章に記載される通り、技術士には責務と義務が課されます。

これを守らなければ、技術士資格を剥奪されてしまいます。

【技術士の3義務】
✔信用失墜行為の禁止
✔秘密保持義務
✔名称表示の場合の義務

【技術士の2責務】
✔公益確保の責務
✔資質向上の責務

信用失墜行為を行ってはいけない、業務上知りえた秘密を漏らしてはいけない、公益を害してはならない。

例えば環境や人の健康に害が及ぶが、技術的に興味深い上に儲かるので、技術的指導を行った。

技術士を持っていなくてもダメなのですが、技術士がこれを行った場合は資格を剥奪されます。

3.技術士の根本的な価値

このように、「役に立たない」「マイナーな資格」というイメージがある技術士。

では本当に役に立たない資格なのでしょうか?

資格自身の効果を考える前に、まずは科学技術の最難関資格という点を考えます。

(1) 科学技術は人間の生活を根底から変えてきた

(2) これからも科学技術は経済活動の中心となる

(3) 科学技術は流行り廃れが無い

(4) 力が強大ゆえに倫理が必要

(1) 科学技術は人間の生活を根底から変えてきた

科学技術の力は驚異的で、人間に余暇を与えました。

産業革命時、平均的な労働時間は1日に10時間から16時間で、休日は週に1日のみだったようです。

それから科学技術の進歩に伴い、各国は8時間労働、週休二日制を導入しました。

洗濯機、冷蔵庫、システムキッチン、テレビ、エアコン、自動車、パソコン・・・

私たちは科学技術の進歩から生み出された物に囲まれています。

破裂しない水道管、地震に強い建築技術、安定して育つ米の品種改良、安全な上下水道、電気、通信・・・

このような技術が有るから、少ない労働時間で快適な生活を手に入れると考えます。

私が週に2日以上休めるのも、技術が進歩したからだと感じます。

(2) これからも科学技術は経済活動の中心となる

今もこれからも、科学技術は経済活動の中心です。

例えば科学技術と密接な関係のある製造業は、日本の国内総生産(GDP)のうち22%を占めます。

ドイツは24%、中国に至っては40%を製造業に依存しています。

経済産業省HPより引用

更に国内GDPの内訳を見てみましょう。

内閣府「国民経済計算」より国土交通省が作成した数値を引用

農林水産業、製造業、建設業、電気・ガス・水道業、運輸業、情報通信業を合わせると、全体の38.4%です。

その他、卸売・小売業や金融・保険業、不動産業も、科学技術に関連しています。

飲食や医療などのサービス業も科学技術との関係が深いです。

つまり科学技術は経済活動のほぼ全域をカバーしていると考えます。

(3) 科学技術は流行り廃れが無い

科学技術は流行り廃りが有りません。

例えば機械技術は18世紀の産業革命で大きな進歩を遂げました。

まず紡織機械が発明され、蒸気機関車、工作機械と次々に発明されてきました。

そして今の機械技術のトレンドは、カーボンナノチューブやIoT生産システムです。

トレンドこそ流行り廃りがあるものの、機械技術という基盤技術は今後廃れないと考えます。

電気、情報、建設、化学・・・技術士がカバーする専門分野が今後廃れる事は考えにくいです。

(4) 力が強大ゆえに倫理が必要

科学技術は非常に大きな力を持ちます。

しかし力が強大ゆえに、安全や環境に適切に配慮することが必要です。

例えばエレベータは多くの乗客を素早く高層階に連れていく事ができます。

危ないからエレベータに乗る事をためらう、こう考える日本人は少ないと思います。

しかし中国では毎年約20名がエレベータで死亡しており、一歩間違えれば危険な機械なのです。

日本ではシンドラー社が2006年に死亡事故を発生させた事が記憶に新しいです。

エレベータから降りようとしたところ、扉が開いたまま上昇し、乗降口の上枠とエレベータの床の上に挟まれて窒息死しました。

ここでは原因の詳細に触れませんが、メーカ側と保守側双方に責任のある事象です。(参考論文:シンドラー社製エレベーター死亡事故の事例研究)

経済性を優先させた結果、安全や環境に配慮が足りなかったでは済まされません。

技術士は、技術力や仕事力だけでなく、道徳(倫理)を兼ね備えている事が必須条件です。

4.メリットから波及効果を考える

科学技術は経済活動の中心でありながら、「役に立たない」「マイナーな資格」というイメージがある技術士。

確かに技術士資格は、ロボットのように自動的に仕事をしてくれたり、金融資産のように更なる富を運んでくれるものではありません。

大切なのは、技術士資格をどう使うか、ではないでしょうか。

例えばあなたが次のように技術士資格を使うとどうでしょうか?

✔ 所属している企業から報奨金を貰う
✔ 会社での昇進や給与UPに結びつける
✔ 会社以外の人から早く高く評価されるためのキッカケとする
✔ 会社の利益だけではなく、広く公益に資する考え方を身に付ける
✔ 他の多くの技術士と交流し、人脈や広い視野を得る
✔ 情報発信で自己紹介する際のアピールポイントとする

少し役に立つ感じがしますね

つまり資格を取ってから「使いにいく」という行動を取れば、資格の恩恵を受けられそうです。

※資格を取ること自体に満足し、敢えて使わないことも1つの選択です。使わない事を否定するつもりはありません。

〇資格を使う
×資格を取るだけ
  • 昇進や昇給に繋げる
  • 他の技術士と交流
  • 情報発信でアピール
  • なんとなく取った
  • 使い方が分からない
  • アピールできない

このように資格を使うことで、メリットを更に享受できるものと考えます。

ではどうしたら、「役に立たせる」ことができるでしょうか?

その疑問に答えるべく、技術士を取るメリットから波及する効果を考えてみます。

技術士資格を得るメリットは、以下の通りと考えます。

(1) 技術士資格の特権を得られる
(2) 昇給や高評価につながる(会社次第)
(3) 受験勉強で仕事力が上がる
(4) 会社以外での信用力を得られる
(5) 希少であり他人との差別化になる
(6) 国の政策を理解し視野が広がる

メリットを6つ挙げましたが、かいつまんで説明します。

まず弁理士試験の一部が免除されたり、鉄道事業の設計監理者などの有資格者として認められます。

続いて会社によっては、技術士取得を奨励していたり、技術士資格を取ると報奨金が貰えたりします。

そして技術士二次試験は論文試験ですので、専門技術を分かりやすく端的に伝える練習になり、仕事力が向上します。

技術士資格は文部科学省所轄の国家資格なので、社外での信用力を得られます。

技術士二次試験の合格率は約10%であり、合格者がごく少数なので、希少性が有ります。(例えば機械部門の合格者は毎年わずか200名程です)

会社の枠に捉われず、国の政策や情勢を鑑みて公益を考える必要があるため、視野が広がります。

メリットデメリットについて、もっと詳細が気になる方はこちらを参照ください。
技術士とは?どんな風に活躍してる?概要やメリットデメリットを解説>>

これらのメリットから、資格を取った人にどんな可能性をもたらすか、考えてみます。

まず結論。

「あなたの時間・お金に余裕が生まれ、働き方がもっと自由になる」

こう考えます。

もちろん、資格を手に入れた人全てが、そのようになる訳ではありません。

しかし技術士に手が届くほどの人ならば、きっとそれらを手に入れられます。

まだ合格していない私でも、定時帰りを1年半以上続け、給与の半分以下で生活できてます

技術士という難関資格に挑み続ける事で得られる、能力・マインドがもたらす効果を解説します。

(効果1) 時間とお金の余裕に繋がる

波及効果の一つ目として、時間とお金の余裕につながる点を解説します。

✔ 子供が居るので、もっと仕事を早く切り上げて子育てにも参加したい
✔ 労働時間が減った分、給与は減るかもしれないが、生活にゆとりを持ちたい
✔ 定時内の限られた時間で大きなアウトプットを出したい

このように考える方は多いと感じます。

その一方で、皆が望むような生活を手に入れるために、あなたは毎日努力を積み重ねていますか?

✔ 技術士二次試験に合格するために、毎日1枚の論文を書き続けている
✔ 視野を広げるために、経産省発行のものづくり白書を毎年読んでいる
✔ 情報発信やアウトプットを続けて、個の力で稼ぐ努力をしている

技術士二次試験を受験される方は、上記のような努力をしている方が多いです。

こうして積み上げた努力は、確実に仕事力を向上させます

この仕事力向上によって、時間の余裕とお金の余裕を手に入れるキッカケができます。

技術士という資格は、資格自体に大きな効力は有りませんが、取る過程で実力が付きます

しかも、高校・大学・社会人と長年磨いた専門分野で、人と差別化できる資格です。

一度高みまで到達してしまえば、他の追従が厳しい、最難関資格です。

そう考えると、技術士という資格に価値を感じませんか?

もちろん、資格を取って一生安泰なんて、今も昔もあり得ないです。

ただ現段階で、私は毎日定時帰りを1年以上続けながら、会社給与の半分で生活できています。

いつまでも終わらないモグラ叩きのために残業する事を止めて、問題の根本を追求するクセが付きました

そのきっかけを与えてくれた技術士の優位点を具体的に説明します。

(1) 新規参入者が易々と取得できる資格ではない

優位性の一点目として、「新規参入の難しさ」があります。

技術士を取得するためには、次のようなステップを踏む必要があります。

Figure:TAKE.TECH

ご覧のように、技術士を取得しようと思ったら、最低でも4年以上の実務経験が必要です。

つまり、新規参入者が短期間で取れる資格ではないことが分かります。

参考情報ですが、令和2年度の技術士合格者平均年齢が42.6歳なので、若年層の合格が少ない事が分かります。※日本技術士会のホームページより引用

(2) 技術士に求められる力は、他のビジネスにも活かせる

技術士の優位点2つめは、「他のビジネスへの応用力が身につく」ことです。

もう少し具体的に言うと、「コンサル力」が身に付くと思っています。

なぜコンサル力が身に付くか、技術士二次試験の筆記試験で出題される形式から説明します。

おおよそこのように聞かれます。

背景の説明が数行あります

(1)以上の背景を踏まえて、問題点を解決するために、3つの課題を述べよ
(2)その課題の中で最も重要な課題を1つ選び、技術的提案を述べよ
(3)技術的提案がもたらす効果と、そのリスクに対する対応策を述べよ

※600字原稿用紙3枚に回答。制限時間は2時間

技術士試験は、こういう論述を600字の原稿用紙3枚使って、その場で書くことが求められます。

2時間しか与えらえれないので、あらかじめお題を想定しつつ、得意な論述に持っていく感じになります。

すると、会社で違うお題の資料を作成している時でも、この論法を意識するようになりました。

そのため私は、本番を想定した論文作成の練習をたくさんこなしました

これって、実際の仕事の場で役立つと思いませんか?

・・・ピンとこないと思うので、少し例を使って説明します。

例えば、「高齢者の自動車事故が増えている」っていう背景に対して、策を練るように言われたとします。

回答案:
「自動ブレーキを採用する」
「〇〇歳以上は免許返納を義務化する」

もちろん良い案なんですが、人の時間とお金を使っての策としては考えが浅いです。

「自動ブレーキを採用する」⇒ コストが掛かる

「〇〇歳以上は免許返納を義務化する」⇒ 国民が納得しない

でも、技術士試験の枠にはめて考えるとうまく説明できます。

背景と課題

【背景】
日本は高齢者割合が増加しており、高齢者ドライバーの自動車事故が増加傾向である。

【課題】
①車の安全はドライバーの技能に大きく左右される
②事故が起こるまで自分が危険運転者だと気が付かない
移動手段が他に無い人が居る

最も重要な課題と解決策

【最も重要な課題】
①車の安全はドライバーの技能に大きく左右される

【技術的な解決策】
「車の前後に近接感知センサを付け、それに連動する自動ブレーキを採用する。」

【策が有効な理由】
車の運転事故は、前方および後方の衝突事故が、全体の〇〇%と大部分を占める。更に高齢者はアクセルとブレーキの踏み間違えが多く、前後衝突の事故率が高い。そのため本対策が効果的と考えた。

効果とリスク

【効果】
年間〇〇%、事故を予防できたと仮定すると、〇〇件の事故を防止する効果がある。(それだけ予防効果があれば、費用対効果で車購入者も負担可能。)

【リスク】
自動ブレーキ機能不全による事故発生

【リスクの対応策】
最悪機能不全に至っても、柔らかいボディーを採用し、事故時の衝撃を和らげる。

車の専門家ではないので、つたない構成で申し訳ないのですが、

単に解決策を述べたものと、完成度が全然違います。

これが、自然に構成できる力が手に入ります。

(3) 昨今の副業時代で、会社以外での信用力を得られる

私事ですが、ふと自分が会社の外に出たとき、今まで会社の外で何も積み上げていなかった事に気が付きました。

やはり会社がつぶれるほどで無いにせよ、転勤や職場環境の悪化がこれから無いとは言えません。

会社の中に逃げ場が無くなった時に、外で評価される「何か」が欲しかったです。

「技術士」は技術系国家資格としては、まぎれもなく最高難易度の資格です。

なので、自分の能力を客観的に示す事は出来ます。

(4) 取っている人が少なく、他人との差別化になる

機械部門においては、年間合格者はわずか200人程度です。

つまり、周りでこの資格を持っている人は殆どいません。

これは考えようによっては「貴重な資格」です。

ブルーオーシャン戦略と言えるか分かりませんが、競争相手がいないところこそ、希少価値が上がります。

(効果2) 働き方がもっと自由になる

技術士という資格は、単に報奨金を貰ったり、会社から評価されるだけのものでは有りません。

✔ 会社以外の人から早く高く評価されうる
✔ 会社の利益だけではなく、広く公益に資する考え方が身に付く
✔ 他の多くの技術士と交流し、人脈や広い視野を得られる
✔ 情報発信で自己紹介する際のアピールポイントとできる

このようなメリットを受けると、働き方はどのように変わるのでしょうか?

会社にもっと貢献したい!出世したい!と考える方も多数いると思いますが、社外に軸を置いて考えます。

例えば子育てをしながら仕事をしていれば、もっと家族との時間を増やしたいと思うかもしれません。

会社からの給与が少なく、年功序列で給与が頭打ちであれば、副業で収入を上げたいと思うかもしれません。

たとえ給与が十分でも、経済的自立を加速させたり自分の本を出版したり、自己実現したいと思うかもしれません。

私は家族との時間を増やしながら、経済的自立を実現したいと思っています

(1)自信を持って定時で帰れる
(2)他社から雇ってもらえる自信が付く
(3)個の力で収入を得るキッカケとなる

このような波及効果を受けることができると考えます。

(1)自信を持って定時で帰れる

まず一つ目の波及効果として、「自信を持って定時で帰れる」点を挙げます。

技術士の勉強により仕事力がUPした分、以前よりも短時間で成果を上げる事ができるはずです。

そうしたらあなたの価値観次第で、次の二択を選べば良いと考えます。

①更に会社、組織に貢献すべく、多くの時間と熱量を会社の仕事に捧げる
②一定以上の成果を上げながら、残業せずに帰って他のことに時間を使う

この2択のうち、どちらを選ぶかは、あなたの自由です。

もちろん会社や組織に属していると①に誘導されますが、あなたの人生を他人が決める権利など無いのです。

あなたが周囲のレベルよりも大きく突き抜けていれば、自信を持って定時で帰れば良い。

私はそう思います。

周りが取らない(取れない)技術士の資格を持っていれば、そのような自信が湧いてくるでしょう。

(2)他社から雇ってもらえる自信が付く

2つ目の波及効果として、「他社から雇ってもらえる自信が付く」事が挙げられます。

自分の会社の先行きが不透明なので、いざという時、他社から雇ってもらえるかというポイントも重要です。

転職活動をする際、どちらの人材を企業が欲しがるでしょうか?

① ○○会社の○○課で課長を務めた経験が有る

② 社内の予算1億円規模のDX推進プロジェクトで技術的指揮をとり、年間2億円の経費削減と、関係する従業員200人の業務負荷を20%低減した。

言うまでも無く、②の人材が欲しいはずです。

技術士試験に合格するためには、このようなマネジメント経験を論文でアピールする必要が有ります。

転職活動をする際、①のアピールは意味が無い事を理解し、②のアピールを自然と組み立てるのが技術士です。

そのような考えを根幹から持っている人は、他社からも高く評価されるのではないでしょうか。

(3)個の力で収入を得るキッカケとなる

3つ目の優位性として、「個の力で収入を得るキッカケとなる」事が挙げられます。

技術士は以下2点が優れていると考えます。

① 技術士は価値提供ができる

② 技術士は資格自身に権威性がある

① 技術士は価値提供ができる

収入を得るという事は、価値提供をした対価としてお金を頂くという行為です。

技術士試験では、多様な立場にいる人の利害を調整し、広く公益となる提案が求められます。

コストと品質、効率と正確性、雇用の確保と収益性、このように対立する事項で、win-winの策を打つのが技術士の仕事と言えるでしょう。

誰しもがwin-winを諦め、問題を先送りにするか、自分以外の責任にしたくなる。

そんな難しい対立に潜む課題を多面的な観点から掘り下げ、具体的解決策を提示するのが技術士です。

②技術士は資格自身に権威性がある

例えばあなたが、特定の技術分野で、収益化を目的に情報発信をしたと想定します。

その際、技術士という技術系最高峰の資格を持っている事は、大きな権威性となるでしょう。

その反面、発言に責任を持たなければなりませんが、他の競争相手と差別化を図る有効な手段です。

5.まとめ

結論

技術士とはどんな資格?
・文部科学省所轄の国家資格で、技術系最難関の資格。
・しかし独占業務を持たない資格。

技術士が役に立たないと言われる理由
・業務独占資格ではない
・課される責務が重い

技術士資格の価値

技術士を取る事の効果
・時間とお金の余裕に繋がる
・働き方がもっと自由になる

以上、技術士のメリットから波及する効果について説明しました。

技術士にあまり興味が無かった方も、これをキッカケに少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。

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takeyuu
倹約投資家サラリーマンパパ33歳。ずっとニコニコ円満家庭が目標。 機械/電気で技術士一次試験合格。 機械で技術士二次試験不合格するも、合格を目指し情報発信中。 (令和2年の結果 問Ⅰ:A、問Ⅱ:C、問Ⅲ:A)