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技術士の資格が役に立たない5つの理由と資格取得のメリット6つ

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技術士の資格は本当に役に立たないのか知りたい

技術士の資格が役に立たない理由を知りたい

技術士という資格をご存じですか?

技術系としては最難関の国家資格だと聞いたが、特段の効力や独占業務が無いと聞いた…。

それならば、多くの時間を掛けてわざわざ資格を取りにいく必要があるか?

受験料で14000円取られて、勉強時間も平均500~1000時間!? それでどんなメリットが有るんですか?

そんな意見が多く聞こえてきそうです。

全ての物事には表と裏があり、技術士にも明確なデメリットがあります。

本記事では、技術士の資格が役に立たない5つの理由を解説します。

結論

技術士が役に立たないと言われる5つの理由
・業務独占資格ではない
・課される責務が重い
・取得まで10年かかり効果に見合わない
・難易度が高いため時間を消費しやすい
・知名度が低くハロー効果がイマイチ

この記事を書いた人

令和5年に技術士(機械部門)合格
技術士講座で試した講座は6社
記事コンテストで銅賞獲得

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たけゆう

なお、メリットはこちらの記事を参照ください。
技術士とは?どんな風に活躍してる?概要やメリットデメリットを解説>>

目次

技術士とはどんな資格?

技術士とは、一言で言うと文部科学省が所轄している、国家資格の一つです。

他の資格と比較した技術士資格

機械、電気、化学、建設など21の科目から1つを選んで受験します。

▼さらに詳細が気になればこちらを参照ください。
技術士の概要や二次試験の難易度、合格率、メリットやデメリットについて>>

役に立たないと言われる5つの理由

業務独占資格ではない

技術士資格が無ければできないような仕事(独占業務と言います)は無いです。

例えば医師にしか医業は行えず、弁護士にしか刑事被告人の弁護人を行えません。

このような独占業務が技術士に無いため、役に立たないと言われるのではないでしょうか。

技術士しかできない仕事は無いんですね

課される責務が重い

技術士法の第四章に記載される通り、技術士には責務と義務が課されます。

これを守らなければ、技術士資格を剥奪されてしまいます。

【技術士の3義務】
✔信用失墜行為の禁止
✔秘密保持義務
✔名称表示の場合の義務

【技術士の2責務】
✔公益確保の責務
✔資質向上の責務

信用失墜行為を行ってはいけない、業務上知りえた秘密を漏らしてはいけない、公益を害してはならない。

例えば環境や人の健康に害が及ぶが、技術的に興味深い上に儲かるので、技術的指導を行った。

技術士を持っていなくてもダメなのですが、技術士がこれを行った場合は資格を剥奪されます。

取得まで10年かかり効果に見合わない

技術士を取得するためには、二次試験に合格する必要があります。

二次試験を受けるためには、まずは一次試験に合格するか、指定された教育課程を経る必要があります。

指定された教育課程は一部なので、私は一次試験に合格する必要がありました。

更に、技術士や監督者の指導の下で4年以上実務を積むか、単純に実務を7年以上積む必要があります。

「技術士や監督者の指導の下」を証明するのが手間なため、実務7年以上で受験する人が多いでしょう。

これらを合算すると、技術士取得まで最短でも約10年必要なことが分かります。

10年もあったら他の資格取れるんじゃ……

難易度が高いため時間を消費しやすい

技術士試験は一次試験と二次試験があり、二次試験は技術系最難関と言われています。

一次試験は択一式なので、勉強すれば大体合格できます。(合格率45%程度)

二次試験は記述式なので、伝わりやすい論文作成能力や技術的な経験が必要で、難関です。(合格率15%程度)

合格率15%って、合格するまで何年かかるの……?

【参考】仮に合格率15%で受験し続ければ、5回までに合格できる確率は55.6%です。

1回で合格  :15%
2回までに合格:27.8%
3回までに合格:38.6%
4回までに合格:47.8%
5回までに合格:55.6%

知名度が低くハロー効果がイマイチ

俗な話ですが、技術士という資格は知名度が低く、ハロー効果がイマイチです。

東大卒、パイロット、大学教授、公認会計士、税理士…… どれも素晴らしいハロー効果を与えます。

きっと、専門外の方からも、一目置かれるでしょう。

一方で技術士は、技術系最高峰の国家資格ではありますが、一般の方に知られていません。

意識の高いエンジニアにしか評価されない……

資格取得の6つのメリット

技術士の資格を取得するメリットは次の6つです。

(1) 特権 技術士資格の特権を得られる
(2) 高評価 昇給や昇進に影響(会社次第)
(3) 仕事力 受験勉強で仕事力が上がる
(4) 信用力 社外での信用力を得られる
(5) 希少性 希少であり他人との差別化に
(6) 視野拡大 政策を理解し視野が広がる

技術士資格の特権を得られる

(1) 特権 弁理士試験の一部が免除されたり、鉄道事業の設計監理者などの有資格者として認められます。

昇給や昇進に影響(会社次第)

(2) 高評価 会社によっては、技術士取得を奨励していたり、技術士資格を取ると報奨金が貰えたりします。

受験勉強で仕事力が上がる

(3) 仕事力 技術士二次試験は論文試験ですので、専門技術を分かりやすく端的に伝える練習になり、仕事力が向上します。

社外での信用力を得られる

(4) 信用力 技術士資格は文部科学省所轄の国家資格なので、社外での信用力を得られます。

希少であり他人との差別化になる

(5) 希少性 技術士二次試験の合格率は約10%であり、合格者がごく少数なので、希少性が有ります。(例えば機械部門の合格者は毎年わずか200名程です)

政策を理解し視野が広がる

(6) 視野拡大 会社の枠に捉われず、国の政策や情勢を鑑みて公益を考える必要があるため、視野が広がります。

詳細が気になる方は、こちらの記事を参照してください。

技術士を取れば一生食いっぱぐれない?

参考意見として、2ch創始者のひろゆきさんが技術士のコメントをしていたので、掲載します。

技術士は取ったら一生食いっぱぐれない、難しい資格、とのコメントです。

確かに技術士を取得する頃は、職場の中核になっているはずなので、油断しなければ一生食いっぱぐれないでしょう。

技術士を短時間で賢く取るなら通信講座

このような役に立たない面もあり、でも希少性がありメリットもある資格と説明しました。

技術士は、合格するまで一次試験が150時間、二次試験が550時間かかると分析しています。

特に二次試験は、論文の形式になれるため、型の習得と修正を繰り返す必要があります。

間違えた方法で勉強しても、なかなか合格できません。

私は十分な添削もしないで3回不合格となりました。

もっと早くから添削を受ければ良かった……

そこで、4回目の受験では色々な講座を試した経験から、講座比較を行いました。

順位
講座新技術開発センターのロゴ(引用)
講座内容動画、テキスト
添削10回
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動画、テキスト
添削8回
模擬口頭
動画、テキスト
添削6回
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技術士講座ベスト3比較表

お金と時間のリスク最小化はスタディング

10万円以上の技術士講座が多い中、リスクの小さい安価な講座でベスト3を組みました。

特にスタディングは、動画講座が充実していて、添削も10回あり口頭試験まで対応しています。

最もお金と時間を失うリスクを小さくする選択が、スタディングだと思いました。

技術士二次試験講座が1500円!?

すみません、3年間の記事執筆や技術士合格を経て、技術士講座を完成させたので紹介させてください。

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論文作法や受験申込書、筆記試験全般を攻略解説したUdemy技術士講座があります。

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特筆すべきは、講座の質価格の安さ両立

数万円が常識だった技術士二次試験の講座を、Udemyでは1500円から受講できます。

技術士二次試験講座が1500円で受講可能

米Udemy(ベネッセ協賛)で国内初の技術士講座

Udemyとは、2010年にアメリカで創業された教育系スタートアップ企業で、2015年にベネッセと連携して日本に展開しています。

Udemyは専用の問題演習が無い反面、さまざまな講師の講義を選択でき、受講料も大変安くなっています。

日本ではIT業界や若年層を中心に普及が進みましたが、技術士界隈での普及はこれからでしょう。

↓Udemy技術士二次試験講座のサンプル

Udemy技術士二次筆記講座の内容

1.講義動画
 技術士の概要
 試験準備
 論文作法を学ぶ
 受験申込書の書き方
 筆記試験対策

2.学習支援
 A評価論文例
 B評価論文例
 受験申込書の攻略シート
 2枚論文の攻略シート
 3枚論文の攻略シート

講座長を務めた私としては、丁寧な説明・豊富な具体例のある、業界最安レベル講座、のため自信を持って紹介します。

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まとめ

結論

技術士とはどんな資格?
・文部科学省所轄の国家資格で、技術系最難関の資格。
・しかし独占業務を持たない資格。

技術士が役に立たないと言われる理由
・業務独占資格ではない
・課される責務が重い

技術士を取るメリット
・時間とお金の余裕に繋がる
・働き方がもっと自由になる

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