【2024年版】技術士二次試験の独学者向けおすすめ参考書9選

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技術士二次試験の独学におすすめな参考書を教えてほしい人

参考書だけで合格したい人

上記の悩みに対し、令和5年度に技術士の機械部門に合格した私が答えます。

最初にお伝えすると、参考書のみで技術士二次試験に合格することは難しく、おすすめできません。

なぜなら、筆記試験は記述式であり、答案の正しさを客観的に判断する工程が不可欠だからです。

当サイトでは、の講座で、添削を受けることをおすすめしています。

それでも、費用を抑えたい・独学に自信がある、という理由で、参考書のみで合格を目指す方がいると思います。

そこで本記事では、独学者向けおすすめの参考書を9個、紹介します。

私が実際に読んで良いと感じた本だけ紹介します。

この記事を書いた人

令和5年に技術士(機械部門)合格
技術士講座で試した講座は6社
記事コンテストで銅賞獲得

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たけゆう
目次

独学におすすめな参考書9選

技術士第二次試験 最短合格するための勉強“技”

令和の合格者の二人が書いた、おそらく世界初の技術士二次試験・化学部門の対策本。

文章量やページ数は控えめだが、受験生が「読みきって実践できる」素晴らしい内容。言葉が熱くてイキイキしている。読者と目線が近く、引き込まれる。

化学部門以外の方にもおすすめです。B評価とA評価の違いが明確に書かれていて、とても勉強になりました。

聴く!技術士二次試験一発合格のツボ

4連続一発合格を果たした著者(山崎 恭司氏)が心構えと秘訣を伝授。

過去問の整理方法と技術ノートの作成、良い答案の条件やどのような技術者として活躍すべきか等、根本的な指導が良い。

聴いて学習できるCDや、学習に使えるアプリの紹介もあり、一冊で充実な良書。

合格する技術論文の書き方

講座合格率を講評しているJESが発行する、技術論文の書き方の本です。

高得点を得る論文構成など、技術士二次試験の試験事情が解説されています。

技術論文の書き方をこれでもか!と丁寧に徹底解説されています。

合格者たちの勉強法

2023年2月時点でスタディングの講師をされている匠先生の参考書です。

文字数を抑えた平易な文章での説明がGOOD。

技術論文の書き方をこれでもか!と丁寧に徹底解説されています。

例題練習で身に付く技術士第二次試験論文の書き方

総監・電気電子部門の技術士で、〈論文たっぷり100問〉など技術士の著書を多く手掛ける福田氏の参考書。

他の参考書と比べ安価ながら、論文の書き方からテーマ分析や論文例まで、300ページ超の充実本。

なぜこういった問題が出題されたのかを理解する→期待されている解答を考える→時代および将来を読む の流れが好きです。

過去問題<論文たっぷり100問>シリーズ

筆記試験に出題された過去問題のテーマ分析と、論文解答例が掲載された本です。

専門分野ごとに、頻出テーマに絞った対策を行いやすい。

個別の論文が完成した後、あらゆるテーマに対策する段階(6月〜7月)で使いました。

機械部門 完全対策&キーワード100

「トコトンやさしい機械材料の本」など有名著書が多い、Net-P.E.Jpという技術士機械部門のチームが書いた本です。(日刊工業新聞社発行) 申込書・筆記・口頭試験までのノウハウと、キーワード解説まで掲載された万能な本です。

機械部門のキーワード100個の解説が分かりやすい。

キーワードをそのままスマホに登録して音声で聞けば、キーワード学習を早く正確に行えます。

「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

試験改正に対応した、二次試験建設部門の必須科目の論文試験対策に活用できる「キーワード集」の2023年度版。

建設部門の必須科目に特化し、キーワードの丁寧な解説と参考文献の紹介が豊富。

キーワード練習により、「試験会場で論文が何も書けない恐怖」から脱却できます。

技術論文作成のための機械分野キーワード100

少し古いですが、機械部門のキーワードが「600字の論文形式」で紹介されています。

キーワードの600字論文を音声で聞き流せば、基礎力が大幅UP。

私は3月からキーワードを聞き流したおかげで、4月からの論文練習が捗りました。

15日で完了 技術士二次試験突破note

番外として、私が渾身の想いを込めて書いたNOTEの紹介です。

このNOTEを読めば、自分で申込書と論文を書きたくなります。

反響も大きかったので、技術士二次試験の基礎力を身に付けたい人におすすめします。

中古の参考書を買うときの注意点

費用を抑えるために、中古の参考書を購入したい人もいると思います。

メルカリで購入すれば、新品よりも多少安く手に入りますが、次のことに注意しましょう。

本のバージョンが最新か

技術士試験は、令和元年度(2019年度)から試験制度が変更され、科目が96科目から69科目になりました。

参考書を買うときは、何年版なのか、バージョンは最新か確認しましょう。

特に二次試験の傾向が変わった令和元年以降のバージョンを選ぶと良いです。

本は使用できる状態か

中古の参考書を購入する際は、必ず写真で状態を確認しましょう。

書き込みがされている場合は、人の字が気になって勉強に集中できないかもしれません。

写真が不十分な参考書は、出品者に状態を聞いたり、写真の追加UPをお願いすると良いでしょう。

費用を抑えた添削付通信講座もあり

費用を抑えることを目的に参考書を考えた場合、オールインワンの通信講座を使うのもアリです。

なぜなら、紹介した参考書を全て購入すると約30000円となり、通信講座の価格と大差ありません。

通信講座は、テキストのほか、添削10回動画講義が付いて65000円程度です。

10万円を超える技術士講座が多い中、65000円程度で非常に良い講座を見つけました。

こちらの記事で徹底比較したので、よろしければ参照してください。

参考書のみの独学は厳しい

技術士二次試験におすすめの参考書を9個紹介しました。

参考書のみの独学は厳しく、私は4回連続で不合格となりました。

独学で勉強した日々は、何が正解か分からず、出口のない迷路に迷った気持ちでした。

そんな私も、で通信講座で添削を受けた結果、一発で筆記試験に合格しました。

そのノウハウは、このnoteでまとめました。

セミナーに通わずに技術士に合格したい人は、読んでいただけると嬉しいです。

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