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AWS認定資格とはどんな資格?全12種を紹介|職種別おすすめ資格も紹介

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目次

AWSとはどんな認定資格?

AWS認定資格とは、amazonが提供するクラウドサービスのAWSの理解度を認定する、民間資格です。

AWS認定資格には、4つのレベル・12種類の資格が存在します。

  • 基礎コース(FOUNDATIONAL)
  • アソシエイト(ASSOCIATE)
  • プロフェッショナル(PROFESSIONAL)
  • 専門知識(SPECIALTY)

基礎コース(FOUNDATIONAL)

AWSクラウドの基礎的な理解を目的とした知識ベースの認定です。

事前の経験は必要ありません。

Foundationalのラインナップ

Cloud Practitioner

アソシエイト(ASSOCIATE)

amazonのwebサイトから引用

AWS の知識とスキルを証明し、AWS クラウドのプロフェッショナルとしての信頼性を構築するロールベースの認定です。

クラウドおよび/または豊富なオンプレミスでの IT 経験があることが望ましいとされています。

ASSOCCIATEのラインナップ

SysOps Administrator ASSOCIATE
Developer ASSOCIATE
Solutions Architect ASSOCIATE
Data Engineer ASSOCIATE

プロフェッショナル(PROFESSIONAL)

AWS 上で安全かつ最適化された最新のアプリケーションを設計し、プロセスを自動化するために必要な高度なスキルと知識を証明するロールベースの認定です。

2 年以上の AWS クラウドの経験があることが望ましいとされています。

PROFESSIONALのラインナップ

Solutions Architect PROFESSIONAL
DevOps Engineer PROFESSIONAL

専門知識(SPECIALTY)

より深く掘り下げ、これらの戦略的領域において、ステークホルダーおよび/または顧客に信頼されるアドバイザーとしての地位を確立します。

SPECiALTYのラインナップ

Advanced Networking SPECIALTY
※Database SPECIALTY
※SAP on AWS SPECIALTY
Machine Learning SPECIALTY
Security SPECIALTY
※Data Analytics SPECIALTY
※の3つの認定資格は2024年4月に廃止予定 

職種別おすすめ資格

どの AWS 認定が適しているのか、現在就いている職種や目指している職種を踏まえてご紹介します。

amazonのwebサイトでは、AWS認定パスとして、職種別のおすすめ資格が紹介されています。

amazonのwebサイト、AWS認定パスから引用

ソリューションアーキテクト

クラウドインフラストラクチャと資産を設計、開発、管理し、DevOps と連携してアプリケーションをクラウドに移行する役割です。

ソリューションアーキテクトのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) Solutions Architect ASSOCIATE
(3) Solutions Architect PROFESSIONAL
(4) Security SPECIALTY

アプリケーションアーキテクチャ

以下を含むアプリケーションアーキテクチャの重要な側面を設計します。
ユーザー インターフェイス、ミドルウェア、インフラストラクチャを統合し、企業全体のスケーラブルで信頼性が高く、管理しやすいシステムを保証します。

ソリューションアーキテクトのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) Solutions Architect ASSOCIATE
(3) Developer ASSOCIATE
(4) DevOps Engineer PROFESSIONAL
(5) Solutions Architect PROFESSIONAL

クラウドデータエンジニア

クラウドコンピューティング環境においてデータ処理、データストレージ、データパイプラインの構築、およびデータ分析に関する専門知識を持ちます。

クラウドデータエンジニアは、主にクラウドプラットフォーム上でデータ処理を行い、データを収集、保存、処理、分析するためのツールやサービスを活用します。

クラウドデータエンジニアのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) Solutions Architect ASSOCIATE
(3) Developer ASSOCIATE
(4) DevOps Engineer PROFESSIONAL
(5) Solutions Architect PROFESSIONAL

ソフトウェア開発エンジニア

ソフトウェア開発エンジニアは、コンピューターソフトウェアを設計、開発、テスト、およびメンテナンスする専門家です。

プログラミング言語や開発ツールを使用して、ソフトウェア製品やアプリケーションの作成を担当します。

クラウドデータエンジニアのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) Developer ASSOCIATE
(3) DevOps Engineer PROFESSIONAL

システムアドミニストレーター

システムアドミニストレーターは、コンピューターのコンポーネントとソフトウェアをインストール、アップグレード、保守し、自動化プロセスを統合します。

情報技術(IT)システムやネットワークの管理と保守を担当する専門家です。コンピューターシステムやネットワークを適切に設定し、正常に動作するように監視し、必要に応じて問題を解決するのが、システムアドミニストレーターです。

クラウドデータエンジニアのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) SysOps Administrator
(3) DevOps Engineer PROFESSIONAL

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、組織のネットワークコンピューティングを実装および運用するデータの安全性を維持するための、インフラストラクチャとセキュリティシステムの実装を行います。

クラウドエンジニアのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) SysOps Administrator
(3) Security SPECIALTY
(4) DevOps Engineer PROFESSIONAL
(5) Advanced Networking SPECIALTY

テストエンジニア

設計からリリースまで、製品ライフサイクル全体を通じて、ソフトウェア開発のテストと品質のベストプラクティスを組み込みます。

テストエンジニアのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) Developer ASSOCIATE
(3) DevOps Engineer PROFESSIONAL

クラウドセキュリティエンジニア

クラウドセキュリティエンジニアは、コンピューターセキュリティ アーキテクチャを設計し、詳細なサイバー セキュリティ設計を開発します。情報を保護するためのセキュリティ対策を開発、実行、追跡します。

クラウドセキュリティエンジニアのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) Developer ASSOCIATE
(3) DevOps Engineer PROFESSIONAL

ネットワークエンジニア

コンピュータおよび情報ネットワークなどを設計および実装します。ローカル エリア ネットワーク (LAN)、ワイド エリア ネットワーク (WAN)、イントラネット、エクストラネットなど。

ネットワークエンジニアのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) Developer ASSOCIATE
(3) DevOps Engineer PROFESSIONAL

機械学習エンジニア

人工知能 (AI) システムを研究、構築、設計して予測モデルを自動化し、機械学習システム、モデル、スキームを設計します。

機械学習エンジニアのステップ

(1) Cloud Practitioner
(2) Solutions Architect ASSOCIATE
(3) Developer ASSOCIATE
(4) Data Engineer ASSOCIATE
(5) Machine Learning SPECIALTY

AWSで何ができるのか

AWSとは、Amazon Web Serviceの略です。

AWSは、データ保管できるサーバーやデータ分析できるコンピューティングを、amazonから借りて使用できるサービスです。

amazonは、ネット通販ビジネスを軸に、年間売上高5700億ドルを売り上げている超巨大企業。

そのamazonが「自社の効率化のために開発したITシステム」を、一般に公開して販売しているのがAWSです。

AWSのサービス内容は、次のように様々です。

AWSのサービス内容

AWSでは、以下のサービスを使うことができる。

・クラウド
・サーバー
・コンピューティング
・データ用ストレージ
・分析や運用のソフト
・セキュリティ対策

例えばAWSを使えば、サーバーを自前で購入しなくても、amazonのサーバーを従量課金制で使えます。

そのため、ブログや学習サイトなどを自前で構成し、集客データ分析結果に応じてサービス展開できます。

このAWSの凄さと、システム活用例を紹介します。

AWSは圧倒的シェアNo.1(マイクロソフトやGoogleと大差)

続いて、AWSは他社と比べても圧倒的です。

クラウドサービスのシェアを見ると、AWSは2位以下に大差をつけ、圧倒的シェア1位。

順位シェア
AWS (amazon)1位35% (122億ドル)
Azure (microsoft)2位13%
IBM Cloud (IBM)3位8%
Cloud Platform (Google)4位6%
クラウドの順位と売上高(2016年)

これらの企業に大差を付けシェアNo.1というのは、特筆すべき事象です。

AWSは小売世界一のアマゾン物流システムを支えている

amazonは、物流面で楽天を圧倒しています。

amazonの物流勝利の理由は、巨大な倉庫を各地に先行投資し、物流の効率化を徹底する点です。

日本でネット通販といったら、楽天とアマゾンを思い浮かべる人は多いでしょう。

この2社のビジネスモデルの違いはご存じですか?

楽天のビジネスモデル

ネット上の仮想商店街で取引が行われ、出店業社と買い物客の間で物と金が動く

強み:在庫リスクが小さい、出店業社を増やしやすい
弱み:別々に配送され配送コストが大きい

amazonのビジネスモデル

出店業社の商品はアマゾン倉庫に入れられ、アマゾンと買い物客の間で物と金が動く

強み:大量仕入れでき、まとめて安く配送できる
弱み:倉庫・物流網・在庫管理など初期投資が必要

両者の違いは、「楽天は個別のショップからメールが届く」「amazonはまとめて配送が選べる」から気が付きます。

楽天のサービスは、web上の仮想商店街に例えることができます。

買い物客がテレビとソファを買えば、電気店と家具屋から別々に物が配送されます。


一方amazonのサービスは、web上の仮想商店街+アマゾン倉庫に例えることができます。

買い物客がテレビとソファを買えば、アマゾンの倉庫からまとめて物が配送されます。

大量仕入れ、まとめて配送など、物流の効率化を徹底したのがアマゾンです。

なぜ物流の効率化が実現できるのか?そのITシステムを支えているのがAWSです。

商品情報、顧客情報、あらゆるデータはAWSのサーバに蓄積され、AWS上でデータ分析されます。

回転寿司や農業でもAWSが活躍?

小売業で洗練されたシステムは、「回転寿司」「人事労務システム」「農業」でも利用されます。

AWSのシステムの例

回転寿司:
大人と子供の人数からオススメのネタを流す。

人事労務システム:
新しく採用した人の情報を入力すると、書類が自動作成される

農業:
温度や日光量を収集、分析

まとめ

AWS認定資格の概要と、AWSで何ができるのか、紹介しました。

AWSを導入する会社は増え続けており、AWSをイチからしっかり学びたい方も多いと思います。

AWSを超基礎から学ぶなら、AWSクラウドプラクティショナー認定資格の取得をおすすめします。

標準的な必要勉強時間は40時間程度、早い方なら1ヶ月で合格可能です。

私が30時間で合格した方法を記事にまとめたので、ご参照ください。

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