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AWS認定資格を取っても意味ない理由5つと資格取得のメリット7つ

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AWS認定資格は本当に役に立たないのか知りたい

AWS認定資格が役に立たない理由を知りたい

2024年2月現在で、AWSの認知度は低く、資格の存在を知らない人も多いと思います。

しかしAWSは世界最大のクラウドサービスであり、以下観点から凄みのあるサービスです。

AWSがすごい理由

AWSはアマゾンで一番利益を上げている

AWSは圧倒的シェアNo.1(マイクロソフトやGoogleと大差)

AWSは小売世界一のアマゾン物流システムを支えている

AWSは投資額が大きくこれからも成長する

よってAWS認定資格は、一般的には非常に有用であると考えられていますが、

本記事では、AWSの認定資格が役に立たない5つの理由を解説します。

結論

AWS認定資格が役に立たないと言われる5つの理由
(1) 特化スキル AWS以外では必要なし
(2) 陳腐化 資格取得10年後には化石技術
(3) 低信頼性 試験問題の漏洩リスクあり
(4) 実践力不足 AWSの実践力とは違う
(5) 低認知度 資格価値を知る人が少ない

目次

AWSとはどんな認定資格?

AWS認定資格とは、amazonが提供するクラウドサービスのAWSの理解度を認定する、民間資格です。

AWS認定資格には、4つのレベル・12種類の資格が存在します。

  • 基礎コース(FOUNDATIONAL)
  • アソシエイト(ASSOCIATE)
  • プロフェッショナル(PROFESSIONAL)
  • 専門知識(SPECIALTY)

基礎コース(FOUNDATIONAL)

AWSクラウドの基礎的な理解を目的とした知識ベースの認定です。

事前の経験は必要ありません。

Foundationalのラインナップ

Cloud Practitioner

アソシエイト(ASSOCIATE)

amazonのwebサイトから引用

AWS の知識とスキルを証明し、AWS クラウドのプロフェッショナルとしての信頼性を構築するロールベースの認定です。

クラウドおよび/または豊富なオンプレミスでの IT 経験があることが望ましいとされています。

ASSOCCIATEのラインナップ

SysOps Administrator ASSOCIATE
Developer ASSOCIATE
Solutions Architect ASSOCIATE
Data Engineer ASSOCIATE

プロフェッショナル(PROFESSIONAL)

AWS 上で安全かつ最適化された最新のアプリケーションを設計し、プロセスを自動化するために必要な高度なスキルと知識を証明するロールベースの認定です。

2 年以上の AWS クラウドの経験があることが望ましいとされています。

PROFESSIONALのラインナップ

Solutions Architect PROFESSIONAL
DevOps Engineer PROFESSIONAL

専門知識(SPECIALTY)

より深く掘り下げ、これらの戦略的領域において、ステークホルダーおよび/または顧客に信頼されるアドバイザーとしての地位を確立します。

SPECiALTYのラインナップ

Advanced Networking SPECIALTY
※Database SPECIALTY
※SAP on AWS SPECIALTY
Machine Learning SPECIALTY
Security SPECIALTY
※Data Analytics SPECIALTY
※の3つの認定資格は2024年4月に廃止予定 

意味ないと言われる5つの理由

AWS認定資格が意味ないと言われる理由は、以下のとおりです。

(1) 特化スキル AWS以外では必要なし
(2) 陳腐化 資格取得10年後には化石技術
(3) 低信頼性 試験問題の漏洩リスクあり
(4) 実践力不足 AWSの実践力とは違う
(5) 低認知度 資格価値を知る人が少ない

順番に説明します。

特化スキル AWS以外では必要なし

まずAWS認定資格が「意味ない」と言われる理由は、AWSに特化した専用スキルという点です。

AWS認定試験の内容は、AWSのサービスに関するセキュリティ・技術・運用などに関するものです。

これらの知識は、amazonという1企業のクラウドサービスであるAWSにしか役に立ちません。

そのため、AWSを持っていること自体が情報技術力の証明や特別な価値を持つわけではありません。

技術の進化と陳腐化(資格取得10年後には化石技術)

技術の進歩は非常に速く、新しいツールやフレームワークが短期間で現れます。

特にIT技術の進歩は異常に早く、スマホやChat GPTは急速に普及しました。

そのため、AWS認定資格を取得してから時間が経つと、学んだスキルや知識が陳腐化するかも…。

合格後も、最新の知識やスキルを学び続けた方が良さそうです。

低信頼性 試験問題の漏洩リスクあり

AWS認定試験のような海外資格では、試験問題の再利用が多いため、試験問題の漏洩リスクが高いです。

試験問題の再利用が多い海外資格では、過去問非公開が原則。非合法で過去問を流出させる「ブレインダンプサイト」は使用しないよう気を付ける。

AWSの対策を調べると、Cloud License(旧TechStock、旧koiwaclub)を使って合格した体験記が多いです。

しかしCloud License(旧TechStock、旧koiwaclub)は、以下理由で「ブレインダンプサイト」の可能性があり、注意が必要です。

使用を控えたいCloud Licenseの特徴

運営元が明記されていない
→問題集を販売しながら運営元不明なので信頼できません。

会員登録するまで料金が不明
→料金を見ようと会員登録した後、運営元不明な団体に会員情報を握られてしまいます。

特定商取引法に基づく表記が見えない
→クーリングオフなど購入者を守るルールを表示しておらず、不親切です。

日本語が誤って使用されている
→「AWS WEB問題集で勉強しようは、AWS認定試験の全科目を配信しています!」このような誤記がトップページに大きく表示されており、運営のずさんさを感じます。

突然サイト名やドメイン名が変更される
→2022年に「koiwaclub」から「TechStock」に変更、さらに2023年に「Cloud License」に変更されています。サイトコンセプトが変わらないのにサイト名を変更することは不自然です。

詳細はこちらのサイトで解説されています

確かに流出した問題集を解けば、早く合格できるかもしれませんが、AWS資格の権威性を下げます。

このようなサイトが乱立した場合、取り締まることも難しく、試験自体の信頼性に影響します。

実践力不足 AWSの実践力とは違う

AWS認定試験は、基本的には多肢択一問題を制限時間にPC上で回答する試験です。

そのため、AWSを実際に使用し、その運用能力を測る試験とは違います。

AWS認定試験を1年で10個取得したとしても、AWSを実際に使用していなければ、実践力は身につかないでしょう。

認知度の欠如

AWS認定資格は、日本では一般的にあまり知られていません。

また、IT系の資格は種類が多く、国内ならIPAの情報処理資格が有名です。

AWS認定資格だけを持っていても、何の役に立つのか、理解する人が少ない問題があります。

散々の言われようですね。では逆にどんなメリットがあるか気になります。

資格取得の7つのメリット

AWSの資格を取得するメリットは次の7つです。

1) 就職有利 就職や転職で有利
(2) 高評価 昇給や昇進に影響
(3) 基礎知識 情報技術の知識習得
(4) 信用力 社外での信用力を得られる
(5) 国際力 グローバルなキャリア機会の拡大
(6) 人脈 同じ志を持つ仲間との出会い
(7) 成長 自己成長と学習意欲の向上

就職有利(就職や転職で有利)

AWS認定資格は、就職や転職の際に有利になる可能性があります。

特に、AWSを社内に導入予定の技術者を採用している企業にとっては、AWS資格保持者を優遇する可能性があります。

無いよりは、絶対有利!

高評価 昇給や昇進に影響

AWSの資格を取得することは、キャリアの成長と昇進の機会を広げることにつながります。

資格を持つことで、組織内での信頼性と信用性が高まり、昇進や責任の増加の可能性が高まります。

また、専門知識やスキルの向上により、新たなプロジェクトやリーダーの役割を受けるチャンスも増えるでしょう。

基礎知識 情報技術の知識習得

AWS認定資格は、AWSの基本的な知識やスキルを体系的に習得できる資格です。

業務に没頭していると「虫食い」状態だった知識が、資格勉強すると死角が少なくなります。

これにより、AWSの基礎的な用語や概念、機能や運用について学ぶことができます。

これらの知識は、IT業界で働くために必要な土台にもなります。

信用力 社外での信用力を得られる

AWSの資格取得は、業界内での認知度と信頼性を向上させる助けとなります。

向上心がない人は、資格を取ろうとも思いません。

AWS認定資格は、AWSで一定の知識やスキルを持っていることを、amazonが認定する資格です。

上司や雇用主は、資格保持者に信頼を置き、意見を尊重するでしょう。

国際力 グローバルなキャリア機会の拡大

AWSは、日本よりも米国や欧州に普及しており、グローバルな技術です。

そのため、AWS資格取得は、国際的な仕事を得るキッカケになります。

IT業界は国境を越え、国際的なプロジェクトや企業での就職機会も豊富です。

国際的な視野を持ち、AWSの資格を持つことで、海外での就業や異文化の環境での仕事に挑戦することができます。

人脈 同じ志を持つ仲間との出会い

AWSの資格を持つことは、AWSの専門家としてのネットワークを構築する絶好の機会です。

資格取得の過程で、同じ志を持つ仲間や業界の専門家と出会うことができます。

これにより、知識や経験の共有、情報の交換、将来の仕事の機会の発見が可能になります。

私はX(旧Twitter)を通じて、資格取得や勉強に励む刺激的な同志と出会えました!

成長 自己成長と学習意欲の向上

最後に、AWS認定資格を取得することで、成長できます。

資格には、ゴールの1つとして「合格」があります。

なにげなく勉強しても頭に入らない…。

でも資格なら合格を目指すので、ゲーム感覚でクリアを目指せます。

合格後も資格取得者と繋がり、次の資格勉強をしたり起業や副業ができます。

不合格だったとしても、原因と対策を打って成長!

まとめ

結論

AWS認定資格が役に立たないと言われる5つの理由
(1) 特化スキル AWS以外では必要なし
(2) 陳腐化 資格取得10年後には化石技術
(3) 低信頼性 試験問題の漏洩リスクあり
(4) 実践力不足 AWSの実践力とは違う
(5) 低認知度 資格価値を知る人が少ない

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

AWSのすごさは、こちらの記事で紹介しました。

初めてAWS認定資格を取得するなら、入門となるクラウドプラクティショナー試験がおすすめです。

私が30時間で取得した方法を記事にしたので、よければご覧ください。

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