PMPの受験に必要な費用は？結構お高い受験費用を紹介

PMPは、プロジェクトマネジメントの知識と能力を証明するための国際資格試験です。

世界では160万人以上のPMP取得者がおり、日本のPMP取得者3.8万人の平均総年収は1000万円と言われています。

そのようなキャッチーな情報に惹かれ、PMPの資格取得を目指す人も多いはず。

しかし、PMPを調べると「受験費用が高い」という声が多く、不安な人も多いのでは。

この記事では、実際にPMPを2023年9月に取得した私が、PMPの受験と維持に必要な費用を紹介します。

PMPの受験にかかる費用

PMPの受験料はPMI非会員なら555ドル、PMI会員なら405ドルです。PMPの再受験料はPMI非会員なら375ドル、PMI会員なら275ドル必要です。会員の入会費は10ドルで、年会費が129ドルです。

会員登録した方が、1回受験でも2,3回受験でも受験料が安くなるので、PMP受験者は会員登録することになります。

PMPを1発合格する人は総額で544ドル、2回で合格する人は総額で819ドルとなります。

なお、PMIの年会費は、自動更新がデフォルトでONになっています。

PMPを合格した後にPMI会員の年会費を払いたくない人は、PMIログイン>Dashboard>Membership>Membership Automatic RenewalをOFFにする、で自動更新をOFFにできます。

35時間公式研修の費用

PMPの受験に必須となる35時間公式研修は、研修費用が2万円程度〜10万円と幅広いです。

PMPの公式研修とは、研修内容とプロバイダーがPMIの規則に準じていて、修了証明書が発行されるものを指します。

PMPを受験するなら、公式研修は必須になります。

費用を抑えるならUdemyにて12800円で公式研修が見つかります。

もっと公式研修を知りたい人は、こちらを参照してくださいね。

その他勉強にかかる費用

勉強にかかる費用は、参考書2冊と模擬試験1回で1.5万円が目安。

その他、PMPの受験勉強として、参考書や模擬試験が必要になります。

無料で勉強することも不可能ではないですが、1.5万円ほどで充実した教材が揃うので、無理してケチるところでもないと感じます。

私が実際に使用して本当に勧められるのが、「PMI Study Hall」「完全攻略テキスト」「虎の巻」です。

「PMI Study Hall」（3ヶ月の利用で49ドル）は、最後の仕上げとして、精度の高い模擬試験を詳しい解説付きで勉強できます。

「完全攻略テキスト」（4180円）は、PMPの出題範囲全体の知識理解として、非常に完成度の高いテキストです。

「虎の巻」（3520円）は、PMBOK第6版の従来型アプローチを充実の問題演習で素早く理解できます。

勉強方法の詳細解説が気になる方はこちらをどうぞ。

PMP資格の維持費用

PMPは3年ごとに更新が必須で、更新費用はPMI非会員なら150ドル、PMI会員なら60ドル必要。

PMPの資格維持には、PDU（継続研鑽）と更新費用が必要です。

PDUは、読書や非公式学習を含めることができるので、35時間公式研修のように特別な費用は必要ありません。

根拠：CCR-Handbook

まとめ

本記事では、PMPの受験や維持に必要な費用を紹介しました。

結構お金が必要なのでは？と感じられたかもしれません。

でも、PMPの資格を得ることは、払った費用以上のメリットがあると思います。

PMP以外にも、他の資格や勉強したいことってあると思います。

そんな方に、この記事が少しでもお役に立てられれば幸いです。