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PMPの資格を取得するメリット7つ|デメリットも紹介

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PMPのメリットを様々な観点から知りたい

デメリット(おすすめできない点)も知りたい

PMPという資格をご存じですか?

会社から取れと言われた、知人が取得して気になっている。

そのようにPMPに興味がある方へ。

PMPは、世界で160万人以上資格取得者がいる最も有名なプロジェクトマネージャーの国際資格です。

私は1ヶ月間の勉強で合格できましたが、PMPの日本人取得者の平均年収は1000万円とインパクトが大きい資格です。

本記事では、PMPのメリットを紹介します。

【結論】PMP資格取得の7つのメリット

(1) 高評価 昇給や昇進に影響
(2) 就職有利 就職や転職で有利
(3) 専門力 情報技術の知識やスキル習得
(4) 信用力 社外での信用力を得られる
(5) 国際力 グローバルなキャリア機会の拡大
(6) 人脈 同じ志を持つ仲間との出会い
(7) 成長 自己成長と学習意欲の向上

目次

PMP(Project Management Professional)とは?

PMPは「Project Management Professional」の略で、プロジェクトマネジメントの専門家資格を示す国際的な認定です。PMP資格は、プロジェクトマネージャーがプロジェクトを成功させるために必要なスキルや知識を証明するためのもので、プロジェクト管理の分野で高い信頼性を持つ資格とされています。

項目内容(2023年9月時点)
資格名称PMP(Project Management Professional)
(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)
管理団体PMI(Project Management Institute)
本拠地:米国
資格概要プロジェクトマネジメントの専門家資格を示す国際的な認定
試験方式選択式のCBT方式。180問を230分で解答。
試験概要プロジェクトに関するあらゆる対立や問題に対し、
ベストプラクティスを選択する。
合格基準一定基準(60%)以上の正答率で合格
難易度やや難関
受験資格プロジェクトマネジメント経験
35時間の公式研修の受講
PMPの概要
項目内容(2023年9月時点)
資格名称PMP(Project Management Professional)
(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)
管理団体PMI(Project Management Institute)
本拠地:米国
資格概要プロジェクトマネジメントの専門家資格を示す国際的な認定
試験方式選択式のCBT方式。180問を230分で解答。
試験概要プロジェクトに関するあらゆる対立や問題に対し、
ベストプラクティスを選択する。
合格基準一定基準(60%)以上の正答率で合格
難易度やや難関
受験資格プロジェクトマネジメント経験
35時間の公式研修の受講
PMPの概要

PMP資格は、米国のプロジェクトマネジメント協会であるPMI(Project Management Institute)が提供しており、国際的に認められています。PMP資格を取得するには、一定のプロジェクト管理経験とプロジェクト管理に関する知識を証明する試験に合格する必要があります。

PMP試験は、プロジェクトマネージャーに求められるさまざまなスキルや概念に関する質問から成り立っており、プロジェクト計画、スケジュール管理、コスト管理、リスク管理、コミュニケーション管理など、幅広いトピックにわたります。PMP資格を取得すると、プロジェクトマネージャーとしての職業的な信頼性を高め、キャリアの成長と機会を広げられます。

PMP資格取得の7つのメリット

PMPの資格を取得するメリットは次の7つです。

PMP資格取得の7つのメリット

(1) 高評価 昇給や昇進に影響
(2) 就職有利 就職や転職で有利
(3) 専門力 情報技術の知識やスキル習得
(4) 信用力 社外での信用力を得られる
(5) 国際力 グローバルなキャリア機会の拡大
(6) 人脈 同じ志を持つ仲間との出会い
(7) 成長 自己成長と学習意欲の向上

順番に説明しますね。

高評価 昇給や昇進に影響

PMPの運営元であるPMIの最新調査によると、日本人PMP取得者平均年収は1000万円です。

※以前の調査結果では平均年収は960万円。最新の調査結果はPMIアカウント登録者がダウンロード可能。

※福利厚生などを含んだトータル平均年収が1000万円。給与のみでは800万円。

PMP資格取得者の日本人平均年収

12th editionの調査結果
平均給与:800万円
平均報酬総額:1000万円

11th editionの調査結果
平均給与:728万円
平均報酬総額:960万円

※報酬総額は給与+ボーナス+福利厚生

調査方法:運営元のPMIが、世界30000人以上のPMPホルダーへアンケート
※日本は764人が解答

資格を持つことで、組織内での信頼性と信用性が高まり、昇進や責任の増加の可能性が高まります。

また、専門知識やスキルの向上により、新たなプロジェクトやリーダーの役割を受けるチャンスも増えるでしょう。

就職や転職大幅に有利

日経転職版の役立つ資格総合1位はPMP

世界では160万人以上のPMPホルダーがいますが、日本でも3.8万人超の合格者が活躍しています。

マネジメントをしっかり学んだプロジェクトマネージャーは、日系外資系を問わず需要があります。

日経転職版の2023年7月の調査によると、登録会員が選ぶ最も役に立つ資格として、PMPが輝きました。

PMPの資格を取得することで、他の候補者との差別化が可能となり、優れたキャリア機会を獲得する可能性が高まります。

管理職になる前にマネジメントを学ぶと、差別化できそうですね。

専門力 プロマネの知識やスキル習得

PMPの資格取得により、プロジェクトマネジメントの基礎的な知識やスキルを習得できます。

プロジェクトの計画、スコープ、スケジュール、コスト、ステークホルダーのマネジメントなど、プロマネを「体系的」に理解できます。

こちらはPMP試験の例題ですが、このように「困った状況」に「どう対処するか」を即座に判断する試験です。

PMP試験の例題

長期にわたるアップグレード プロジェクトが、一連の段階的な出力で提供されています。エンドユーザーは、成果が達成される前の各フェーズで、ある程度の混乱に直面することになります。

各フェーズで意図した価値が確実に提供されるようにするには、プロジェクトマネージャーは何をすべきでしょうか?

A:エンド ユーザー エクスペリエンスに関するアンケートを使用してフィードバックを収集し、結果を分析します。
B:プロジェクトが予算内に収まるように実際に発生したコストを確認します。
C:範囲を検証して、必要な出力品質が満たされていることを確認します。
D:福利厚生管理計画に基づいて、各福利厚生の進捗状況を追跡します。

なんとなく、会社の経験でマネジメントを行なっている場合、誤った経験則により事業を失敗に導く可能性があります。

PMPの勉強を通じて、状況に対するベストプラクティスを理解でき、プロマネの実務レベルが向上します。

信用力 社外での信用力を得られる

PMPの資格取得は、業界内での認知度と信頼性を向上させる助けとなります。

向上心がない人は、資格を取ろうとも思いません。

PMPは、プロジェクトマネジメントで一定のスキルを持っていることを、国際的に認定する資格です。

上司や雇用主は、資格保持者に信頼を置き、意見を尊重するでしょう。

国際力 グローバルなキャリア機会の拡大

PMPは国際力の証。PMPは、プロジェクトマネジメントの国際資格で世界最多の資格取得者を持ちます。

資格運営元のPMIの調査によると、PMPの資格保有者は、非保有者と比べて世界で16%、アメリカでは32%給与を多くもらっています。

こちらは、PMP取得者の世界各国の平均給与を示しています。

平均給与回答者数
スイス$140,983374
アメリカ$115,0007575
オーストラリア$113,664890
ドイツ$106,498815
オランダ$101,711174
イギリス$96,326788
アイルランド$95,728340
ベルギー$92,737138
ニュージーランド$88,886284
カナダ$81,8694152
香港$81,805215
スウェーデン$79,630240
シンガポール$74,936868
日本$73,448764
フランス$72,993451
韓国$71,678191
UAE$67,690801
イタリア$62,2231260
スペイン$59,8301004
・・・・・・・・・
中国$30,623503
ブラジル$29,951859
インド$25,6331743
トルコ$24,664273
PMP資格取得者(世界23カ国)の平均年収

PMPの資格を持つことで、海外での就業や異文化の環境での仕事に挑戦することができます。

人脈 同じ志を持つ仲間との出会い

PMPの資格を持つことは、プロジェクトマネージャーの専門家としてのネットワークを構築する絶好の機会です。

資格取得の過程で、同じ志を持つ仲間や業界の専門家と出会うことができます。

これにより、知識や経験の共有、情報の交換、将来の仕事の機会の発見が可能になります。

私はTwitterを通じて、資格取得や勉強に励む刺激的な同志と出会えました!

成長 自己成長と学習意欲の向上

さいごに、PMPを取得することで、成長できます。

資格には、ゴールの1つとして「合格」があります。

なにげなく勉強しても頭に入らない…。

でも資格なら合格を目指すので、ゲーム感覚でクリアを目指せます。

合格後も資格取得者と繋がり、次の資格勉強をしたり起業や副業ができます。

不合格だったとしても、原因と対策を打って成長!

デメリット

敷居が高く取得も維持も大変

PMP試験は、申し込みも、試験時も、資格更新も、全て大変。

PMPは、敷居が高く難しい試験だと感じる理由がこちらです。

  • 試験は230分で180問解答と過酷
  • プロマネ経験証明など受験資格が厳しい
  • 英語でプロマネ経験書が必要
  • 受験費用が最低$544必要と高額
  • 3年の更新時に研鑽の証明が必要

PMP合格者の日本人平均総年収は1000万円と魅力的な反面、厳しい試験です。

受験費用が高くお金を失うリスクがある

PMPは、受験費用が高額。

PMI非会員PMI会員
会員入会費$0$10
会員年会費$0$129
PMP 1回受験 費用0+0+$555 = $555$10+$129+$405 = $544
PMP 2回受験 費用0+0+$555+$375 = $930$10+$129+$405+$275 = $819
PMI会員とPMP試験料金の関係
PMI非会員PMI会員
会員入会費$0$10
会員年会費$0$129
PMP 1回受験 費用0+0+$555 = $555$10+$129+$405 = $544
PMP 2回受験 費用0+0+$555+$375 = $930$10+$129+$405+$275 = $819
PMI会員とPMP試験料金の関係

過去問が公開されておらず対策が難しい

PMPは過去問が公開されておらず、最新の傾向を掴むことが難しい。

国家資格は、過去問が公開されており、試験の傾向を掴みやすいです。

しかしPMPは、運営元のPMIから過去問を公開しておらず、最新の傾向を掴むことが難しいです。

最新の傾向を掴むために、「PMP 過去問」などとGoogle検索すると思いますが、検索は注意が必要です。

Google検索は、少し前の記事が評価されやすい傾向があり、最新情報は検索の下の方に埋もれやすい

試しに「PMP 過去問」で検索すると、昔のPMBOK第6版に対応するような、古い問題集が見つかります。

PMPの過去問が公開されない難しさ

PMPは過去問が公開されていない
Google検索は古い記事が上に表示されやすい

→受験者は実際の問題傾向を知らないまま、時代遅れの問題集を購入してしまう。

まとめ

PMP資格取得の7つのメリット

(1) 高評価 昇給や昇進に影響
(2) 就職有利 就職や転職で有利
(3) 専門力 情報技術の知識やスキル習得
(4) 信用力 社外での信用力を得られる
(5) 国際力 グローバルなキャリア機会の拡大
(6) 人脈 同じ志を持つ仲間との出会い
(7) 成長 自己成長と学習意欲の向上

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

「PMPのメリット」というテーマで記事を書きました。

勉強が楽しい!自分を変えたい!もっと違う世界を見たい!

心からこんな声が少しでも聞こえたら、日々の忙しさから少し離れて、心の声を確認するのも良いでしょう。

PMPに挑戦してみたい!

こう思えてもらえたら幸いです。

プロジェクトマネジメントは、こちらの記事でもPMPとMBAの取得者が丁寧に解説しています。私も読んでいて勉強になりました。

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