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技術士とは?資格を取る6つのメリットは?開業はできる?

技術士とは何か?
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こんな人に読んで貰いたい

技術士とは何か?メリットデメリットを知りたい。

受験動機のような聞こえの良いメリットではなく、本音のメリットが知りたい。

独立や開業ができるのか知りたい。

技術士という資格をご存じですか?

技術系としては最難関の国家資格だと聞いたが、特段の効力や独占業務が無いと聞いた…。

それならば、多くの時間を掛けてわざわざ資格を取りにいく必要があるか?

受験料で14000円取られて、勉強時間も平均500~1000時間!? そんな苦行を経て資格を取って、どんなメリットが有るんですか?

✔ 昇給や高評価につながる(会社次第)
✔ 受験勉強の過程で仕事力が上がる
✔ 会社以外での信用力を得られる

このようなメリットが有ると聞いたけど、あなたにどんな利益をもたらすか?

この疑問に対する私の意見は、

「あなたの時間・お金に余裕が生まれ、働き方がもっと自由になる」

こう考えます。

まだ合格していない私でも、情報発信を通じて開業に成功しました!

そこで本記事では、技術士の資格を得るメリットと、開業について説明します。

開業では、実際に経験のたる技術士様を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

結論

(1) メリット
 技術系国家資格で最難関合格の証となる
 会社によっては昇給や高評価につながる
 質の高い自己研鑽になり、能力UP

(2) 技術士の資格で開業できる
 専門分野でのコンサル事務所開設
 ブログやYoutubeで情報発信
 クラウドワークスなどで仕事受注
 

この記事を書いた人

令和5年に技術士(機械部門)合格
技術士講座で試した講座は6社
記事コンテストで銅賞獲得

Twitter公式アカウント>>
プロフィール詳細>>

たけゆう
目次

技術士の概要

どこが所管?独占業務はあるのか?

技術士とは、国から資格認定(文部科学省所管)された資格です。

残念ながら、他の仕業の資格と違い、目立った独占業務は有りません

他の資格と比較した技術士資格

独占業務は無いですが、「特典」が有ります。

日本技術士会のホームページから引用した、技術士の特典です。(クリックで展開)

技術士は、国家認定された高度の技術者として、次のような国の諸制度において有資格者と認められ、あるいは資格試験の一部又は全部を免除されています。

A 有資格者として認められているもの

① 建設業法の一般建設業及び特定建設業における営業所の専任技術者等
② 建設コンサルタント又は地質調査業者として登録する専任技術管理者
③ 公共下水道又は流域下水道の設計又は工事の監督管理を行う者
④ 鉄道事業法の鉄道事業における設計管理者
⑤ 中小企業支援法による中小企業・ベンチャ-総合支援事業派遣専門家

その他多数あり。

B 資格試験の一部又は全部を免除されているもの

① 廃棄物処理施設技術管理者
② 労働安全・衛生コンサルタント
③ 作業環境測定士
④ 一級施工管理技士(土木、電気工事、管工事、造園)
⑤ 土地区画整理士
⑥ 弁理士
⑦ 消防設備士
⑧ 気象予報士

引用元:日本技術士会HP

詳細は、日本技術士会の「技術士制度」をご参照ください。

受験可能な専門分野は21種類

ではどんな専門分野で受けられるでしょうか?

「技術士」は、産業経済、社会生活の科学技術に関する、ほぼ全ての分野(21の技術部門)をカバーし、先進的な活動から身近な生活にまで関わっています。・・・

日本技術士会HPより引用

21種の技術部門は次の通りです。

技術士には何が求められるか

技術士は、公益社団法人 日本技術士会より技術士制度で定義されています。(クリックで展開)

技術士制度とは

「科学技術に関する技術的専門知識と高等の応用能力及び豊富な実務経験を有し、公益を確保するため、高い技術者倫理を備えた優れた技術者」の育成を図るための、国による資格認定制度(文部科学省所管)です。

さらに、「技術士」は、「技術士法」により高い技術者倫理を備え、継続的な資質向上に努めることが責務となっています。

公益社団法人 日本技術士会のHP

つまり、かみ砕いて説明すると

専門分野に対して、深い知識を持っていて、一定年数以上働いた経験がある。

それでもって、その高等な技術を悪用せず世の中の役に立つよう使う。

技術士を取った後も、継続的に学び続ける必要がある

なお、技術士に求められる資質(コンピテンシー)は、こちらの記事で詳細説明しました。

コンピテンシーとは(技術士)

技術士を取るメリット

メリット

・技術系国家資格で最難関であり、合格すれば高い能力を持つ証となる

・会社によっては資格支援制度を持っており、昇給や高評価につながる

・受験勉強する事が、質の高い自己研鑽になり、能力UPが見込める

技術士資格の特権を得られる

メリットの詳細として、先に述べた特典を再掲します。

A 他多くの資格の有資格者として認められる
B 資格試験の一部又は全部を免除される

A 有資格者として認められているもの

① 建設業法の一般建設業及び特定建設業における営業所の専任技術者等
② 建設コンサルタント又は地質調査業者として登録する専任技術管理者
③ 公共下水道又は流域下水道の設計又は工事の監督管理を行う者
④ 鉄道事業法の鉄道事業における設計管理者
⑤ 中小企業支援法による中小企業・ベンチャ-総合支援事業派遣専門家

B 資格試験の一部又は全部を免除されているもの

① 廃棄物処理施設技術管理者
② 労働安全・衛生コンサルタント
③ 作業環境測定士
④ 一級施工管理技士(土木、電気工事、管工事、造園)
⑤ 土地区画整理士
⑥ 弁理士
⑦ 消防設備士
⑧ 気象予報士

詳細は、日本技術士会の「技術士制度」をご参照ください。

昇給や高評価につながる(会社次第)

会社によっては資格支援制度を持っており、昇給や高評価につながります。

なお筆者の勤めている企業では、奨励資格として20万円の報奨金を得られます。

ご自身の企業でも、こうした優遇制度があれば、是非資格取得を勧めます。

こちらは平成18年度と昔の調査ですが、日本技術士会が行った資格の報奨に関わる調査結果です。

技術士資格を取得すると報奨金が(いくら)支給されますか

支給しない 35%
~3万円   2.5%
3~5万円  5%
5~10万円  25%
10~20万円 25%
20~30万円 5%
30万円以上 2.5%

対象者:日本技術士会 原子力・放射線部会部会員
回答数:40人
引用元:日本技術士会 原子力・放射線部会公式HP

5万円以上支給される割合は、57.5%程度と高いですが、20万円以上は7.5%と低いです。

以上より報奨金の平均値は、5万円~10万円程度のようですので、是非ご自身で制度を確認下さい。

受験勉強で仕事力が上がる

技術士の受験勉強がなぜ仕事力のUPにつながるか説明します。

技術士二次試験の筆記試験は、「論述形式」です。

限られた時間内に、600字の原稿用紙を一日で9枚書く試験です。

なので、「要点を押さえて」「端的に」「分かりやすく」説明する必要が有ります。

技術士論文の良い例と悪い例

この論文作成の練習を積む事が、技術士試験対策の主眼になります。

皆さまも、仕事で報告書の作成やプレゼンの機会はありませんか?

限られた時間で、相手に的確に説明する力が鍛えられます。

仕事力がUPする事の詳細説明は、論文問題を例に説明します。(クリックで展開)

あなたは「高齢者の自動車事故が増えている」という背景に対し、策を練るように言われました。

まず、この例題に対し良くない例を示します。

回答案:
「自動ブレーキを採用する」
「〇〇歳以上は免許返納を義務化する」

もちろん良い案なんですが、人の時間とお金を使っての策としては考えが浅いです。

「自動ブレーキを採用する」⇒ コストが掛かる

「〇〇歳以上は免許返納を義務化する」⇒ 国民が納得しない

ここで、技術士試験の枠にはめて考えてみましょう。

技術士試験の筆記試験では、論文の1枚目に複数の課題抽出をします。

背景と課題

【背景】
日本は高齢者割合が増加しており、高齢者ドライバーの自動車事故が増加傾向である。

【課題】
①車の安全はドライバーの技能に大きく左右される
②事故が起こるまで自分が危険運転者だと気が付かない
移動手段が他に無い人が居る

続いて、論文の2枚目では最も重要な課題と、複数の解決策を示します。

最も重要な課題と解決策

【最も重要な課題】
①車の安全はドライバーの技能に大きく左右される

【技術的な解決策】
「車の前後に近接感知センサを付け、それに連動する自動ブレーキを採用する。」

【策が有効な理由】
車の運転事故は、前方および後方の衝突事故が、全体の〇〇%と大部分を占める。更に高齢者はアクセルとブレーキの踏み間違えが多く、前後衝突の事故率が高い。そのため本対策が効果的と考えた。

最後に、論文の3枚目では、効果とリスク、リスクの対応策を述べます。

効果とリスク

【効果】
年間〇〇%、事故を予防できたと仮定すると、〇〇件の事故を防止する効果がある。(それだけ予防効果があれば、費用対効果で車購入者も負担可能。)

【リスク】
自動ブレーキ機能不全による事故発生

【リスクの対応策】
最悪機能不全に至っても、柔らかいボディーを採用し、事故時の衝撃を和らげる。

車の専門家ではないので、つたない構成で申し訳ないのですが、

単に解決策を述べたものと、完成度が全然違います。

これが、自然に構成できる力が手に入ります。

会社以外での信用力を得られる

勤務先の外に出たとき、会社の外で積み上げている事は有りますか?

会社に勤めている以上は、転勤や職場環境の悪化が今後無いとは言えません。

そのため、会社以外で信用される資格を持っている事は、安心材料になるでしょう。

「技術士」は技術系国家資格としては、まぎれもなく最高難易度の資格です。

なので、自分の能力を客観的に示す事は出来ます。

希少であり他人との差別化になる

例えば機械部門においては、年間合格者はわずか200人程度です。

つまり、周りでこの資格を持っている人は殆どいません。

これは考えようによっては「貴重な資格」です。

ブルーオーシャン戦略と言えるか分かりませんが、競争相手が少ないからこそ、希少価値が上がります。

国の政策を理解し視野が広がる

技術士二次試験では、国が発行する政策書の理解が必須になります。

政策書の例として、経済産業省が発行する「ものづくり白書」が有ります。

白書を通じ、SDGsDX推進といったキーワードを、他に先んじて学ぶ事ができます。

勤める会社の殻に閉じ込まらず、国の政策を理解し、視野が広がるというメリットも見逃せません。

技術士の(合格を目指す)デメリット

技術士の(合格を目指す)デメリット

・医師や弁護士のような「業務独占資格」ではない

知名度が低く、認知されにくい

・合格率が低く、勉強時間が多く掛かる

「業務独占資格」ではない

技術士資格は、 医師や弁護士のような「業務独占資格」ではありません。

つまり技術士の資格を持っていなければ出来ないような仕事は無いです。

※前述したとおり、資格を持っていると「優遇」される事はあります。

技術士としての義務と責務を負う

技術士は社会的影響力の強さ故に、資格取得後に義務と責務を負います。

【技術士の3義務】
✔信用失墜行為の禁止
✔秘密保持義務
✔名称表示の場合の義務

【技術士の2責務】
✔公益確保の責務
✔資質向上の責務

詳細は技術士法の第四章に記載されております。(クリックで開く)

第四章 技術士等の義務(信用失墜行為の禁止)

第四十四条 技術士又は技術士補は、技術士若しくは技術士補の信用を傷つけ、又は技術士及び技術士補全体の不名誉となるような行為をしてはならない。(技術士等の秘密保持義務)

第四十五条 技術士又は技術士補は、正当の理由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用してはならない。技術士又は技術士補でなくなつた後においても、同様とする。(技術士等の公益確保の責務)

第四十五条の二 技術士又は技術士補は、その業務を行うに当たつては、公共の安全、環境の保全その他の公益を害することのないよう努めなければならない。(技術士の名称表示の場合の義務)

第四十六条 技術士は、その業務に関して技術士の名称を表示するときは、その登録を受けた技術部門を明示してするものとし、登録を受けていない技術部門を表示してはならない。(技術士補の業務の制限等)

第四十七条 技術士補は、第二条第一項に規定する業務について技術士を補助する場合を除くほか、技術士補の名称を表示して当該業務を行つてはならない。

2 前条の規定は、技術士補がその補助する技術士の業務に関してする技術士補の名称の表示について準用する。(技術士の資質向上の責務)

第四十七条の二 技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。

技術士法より引用:https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=358AC0000000025

知名度が低く認知されにくい

技術士は知名度が低く、認知されにくいと感じます。

例えば、将来の夢と聞いて「医者」「弁護士」は有りますが、「技術士」は聞いた事が有りません。

また「業務独占資格」ではないため、受験者数が少ないです。

この通り知名度が低いため、上司や同僚などに知らせても、正しく認知されない可能性があります。

合格率が低く勉強時間が掛かる

合格率は10~15%程度と低い上に、受験者も優秀な人が多く難関です。

標準的な勉強時間は500~1000時間と言われています。

通信講座でスキマ時間にインプットし、添削を受けて効率よく合格したいものです。

資格の積極的利用で見える技術士の可能性

技術士資格を「使う」とは?

資格は持っていても、飾るだけでは役に立ちません。

例えばあなたが次のように技術士資格を使うとどうでしょうか?

✔ 所属している企業から報奨金を貰う
✔ 会社での昇進や給与UPに結びつける
✔ 会社以外の人から早く高く評価されるためのキッカケとする
✔ 会社の利益だけではなく、広く公益に資する考え方を身に付ける
✔ 他の多くの技術士と交流し、人脈や広い視野を得る
✔ 情報発信で自己紹介する際のアピールポイントとする

役に立つ感じがします!

〇資格を使う
×資格を取るだけ
  • 昇進や昇給に繋げる
  • 他の技術士と交流
  • 情報発信でアピール
  • なんとなく取った
  • 使い方が分からない
  • アピールできない

※資格を取ること自体に満足し、敢えて使わないことも1つの選択です。使わない事を否定するつもりはありません。

twitterでも、私と同じような考え方を持っている、技術士様を見かけます。

時間とお金の余裕が手に入る

✔ 子供が居るから、もっと早く帰りたい
✔ 労働時間が減っても、賃金を確保したい

このように考える方は多いと感じます。

その一方で、望む生活を手に入れるために、毎日努力を積み重ねていますか?

✔ 技術士に合格するため、毎日1枚の論文を書いている
✔ 経産省発行のものづくり白書を毎年読んでいる
✔ 情報発信やアウトプットを続けて、個の力で稼ぐ努力をしている

技術士二次試験を受験される方は、上記のような努力をしている方が多いです。

こうして積み上げた努力は、確実に仕事力を向上させます

この仕事力向上によって、時間の余裕とお金の余裕を手に入れるキッカケができます。

技術士という資格は、資格自体に大きな効力は有りませんが、取る過程で実力が付きます

しかも、高校・大学・社会人と長年磨いた専門分野で、人と差別化できる資格です。

一度高みまで到達してしまえば、他の追従が厳しい、最難関資格です。

自信を持って定時で帰れる

技術士の勉強により仕事力がUPした分、以前よりも短時間で成果を上げる事ができるはずです。

そうしたらあなたの価値観次第で、次の二択を選べば良いと考えます。

①更に多くの時間と熱量を会社の仕事に捧げる
②一定以上の成果を上げつつ、早く帰る

この2択のうち、どちらを選ぶかは、あなたの自由です。

もちろん会社や組織に居ると「もっと仕事!」と誘導されるでしょうが、あなたの人生を他人が決める権利はありません。

あなたが一定以上の成果を上げていれば、自信を持って定時で帰れば良い。

周りが取らない(取れない)技術士の資格を持っていれば、自信が湧くでしょう!

他社から雇ってもらえる自信が付く

会社の先行きが不透明なので、いざという時、他社から雇ってもらえるかは重要!

転職活動をする際、企業はどちらの人材が欲しいでしょうか?

① ○○会社の○○課で課長を務めた経験が有る

② 社内の予算1億円規模のDX推進プロジェクトで技術的指揮をとり、年間2億円の経費削減と、関係する従業員200人の業務負荷を20%低減した。

言うまでも無く、②の人材が欲しいはずです。

技術士試験に合格するためには、このようなマネジメント経験を論文でアピールする必要が有ります。

転職活動をする際、①のアピールは意味が無い事を理解し、②のアピールを自然と組み立てるのが技術士です。

そのような考えを根幹から持っている人は、他社からも高く評価されるのではないでしょうか。

価値提供ができるため個の力で稼げる

技術士は、価値提供ができるため、個の力で稼げます

なぜなら技術士試験では、多様な立場にいる人の利害を調整し、広く公益となる提案をします。

コストと品質、効率と正確性、雇用の確保と収益性、このように対立する事項で、win-winの策を打つのが技術士の仕事と言えるでしょう。

誰しもがwin-winを諦め、問題を先送りにするか、自分以外の責任にしたくなる。

そんな難しい対立に潜む課題を、多面的な観点から掘り下げ、具体的解決策を提示するのが技術士です。

技術士はどんな風に活躍しているか

では、そのような資質を備えた技術士はどのように活躍しているのでしょうか。

①製造業等、企業に属して働く
・能力を活かし、企業の中核的技術者になる
・若手の技術者を育成する

②独立、開業する
・技術コンサルタントとして開業する
・設計事務所を開業する
・コンサル力や技術力を活かして、youtubeやブログで情報発信する

③公務に就く
・公務員技術者として働く
・公務員の中途採用にて技術系職種に就く

④その他
・教育者、研究者として活躍する
・他の技術士と交流し、仕事や人脈の幅を広げる

多くの方は、そのまま企業に残り、専門技術を活かした管理職に就いているようです。

情報発信を積極的に行っている技術士の方は、少数派というイメージがあります。

技術士の資格で開業できる

最後に技術士の資格で実際に開業した実例を紹介します。

わたしたけゆうがtwitterを通じて知り合った技術士様を紹介したいと思います。

みなさまにとって、技術士資格を目指す動機の一例となれば、幸いです。

専門分野でのコンサル事務所開設

まず技術士に多い開業として、専門分野でのコンサル事務所開設があります。

私がTwitterで知り合った糟谷様を紹介します。

糟谷 徹(カスヤ トオル)様

”中小製造業”のための

利益を生みだす工場づくりはお任せください

カスヤ技術士事務所公式HPより引用

糟谷様は技術士(経営工学)、品質管理検定1級を取得されており、技術士事務所を運営されています。

中小製造業向けトヨタ生産方式[FL法]を考案され、勉強会、研修、工場診断及び工場指導に尽力されています。

20年以上に渡り「FL法」を中小企業に伝え、約1500の中小製造業に利益をもたらしてきました。

技術士として活躍されている糟谷様ですが、トオルという呼び名で、ブログやtwitterを通じ「技術士・副業・ブログアドバイザー」として情報発信されています。

FL法(中小製造業向けトヨタ生産方式)は糟谷氏のパートナーである近江堅一氏(技術士、経営工学)が考案し、20年以上実践されてきた手法です。糟谷氏は近江氏と供にFL法を更に進化させ、日本中に広める活動をされています。

糟谷 徹(カスヤ トオル)様
 プロフィールはこちら>>

■技術士事務所
 カスヤ技術士事務所

■技術士講師
 技術士Lock-on

■ブログ
 トオルの副業術
 ▼技術士試験を受験する方は是非見たい記事です
 技術士試験に一発合格する人の10の考え方と習慣【技術士試験対策】

■twitter
 トオル@技術士・副業・ブログアドバイザー
 トオル@ものづくり常識打破

■書籍
 お金をかけずに製造業の生産性を30%上げる【秘訣】

ブログやYoutubeで情報発信

企業の枠に捉われず、広く公益に資する事を目的に情報発信されている方は、大勢いらっしゃいます。

私が受験勉強する際によく見た、チャック様を紹介します。

チャック様

令和元年度技術士二次試験に合格した30代技術士(機械部門)の成長記録として、情報発信されています。

30代で難関の技術士に高得点で合格しつつ、ブログやtwitterで情報発信もされています。

色々なワードで検索上位を取られており、質の高いブログ記事が多数ございます。

口頭試験の想定問題や、本番のトラブルシューティングなど、受験生に気になる情報満載。

 ▼【紹介】合格時のチャック様の得点

筆記試験
 必須I:29.5/40点 73.8%
 選択II:21/30点 70%
 選択Ⅲ:23.5/30点   78.3%

口頭試験
 コミュニケーション、リーダーシップ:22/30点 73.0%
 評価、マネジメント:22.5/30点 75%
 技術者倫理:15/20点  75%
 継続研鑽:16/20点  80%

引用元:https://chuckmechanicalpe.com/entry/2021/06/26/160905

チャック様

■ブログ
 30代技術士の成長記録
 ▼ピックアップ記事
 技術士二次試験 口頭試験対策 想定問答集の作成

■twitter
 @Chuck_PEM

クラウドワークスなどで仕事受注

技術士のキーワードで、クラウドワークスの仕事を探せます。

技術士は希少性が高いので、記事を書くだけでも1万円を超える案件が見つかります。

まとめ

結論

(1)技術士の概要と試験の難易度
技術系の国家資格で、公認会計士と同程度の高難易度

(2)技術士取得のメリットデメリット
特典は有るが資格自身の効力は限定的。しかし試験勉強の過程で仕事力が向上する。

~技術士資格取得はこんな人におすすめです~

・今より仕事力を上げたい
・他の人が持っていない難関資格を取りたい
・今まで学んだ専門技術で社会に貢献したい

難易度は高いため、しっかり準備して試験に臨みましょう!

最後に、技術士講師である糟谷 徹様より、技術士を目指す方へのメッセージを紹介します。

私は人生をよくするための手段が技術士である。『技術士になることは次のチャンスを得るためのパスポート』であると考えています。技術士になると色々な挑戦の機会が得られます。(もちろん、自ら働きかける、情報を発信し続ける必要があります。)また合格までの道のりは長いですが、試験合格が自信になり自分自身の誇りになり、今後の人生における困難を乗り越える原動力にもなります。ぜひ、技術士試験に挑戦してください。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

▼技術士資格の魅力をもう少し踏み込んで解説しました。良ければ参照下さい。

その他、こちらが参考記事になります。

▼技術士二次試験の全体像をこちらでまとめました
技術士二次試験の全体像と対策まとめ>>

▼技術士二次試験を最短で合格するための講座を紹介します
STUDYingの講座を紹介【2022年度合格】>>

▼人気6社の技術士講座、最もオススメはどれ?
【迷ったらコレ!】技術士講座(二次試験対策)のおすすめランキングベスト3!

▼技術士資格以外にも、多数の技術系資格を分かりやすく紹介しています
気になる資格がみつかるサイト・資格Hacks>>

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