基本情報技術者は難しい、合格の自信がない、不安、ムリ…。
どうしたら自信が持てるか、合格できるか、知りたい!
基本情報技術者試験は、IT分野での基本的な知識と能力を証明するための資格試験です。
ITエンジニアの登竜門と位置付けられる国家資格で、毎年10万人ほどが受験する人気の資格です。
でも実際に問題を解いて、難しさに嫌気がさす人も多いのでは?

自分の実力に応じた対策を打たないと大変なことに…。
そこで本記事では、令和5年に基本情報技術者に合格した私が、不安・ムリの理由と解決法を紹介します。
基本情報技術者の概要と難易度
基本情報技術者の難易度はやや難しい
基本情報技術者の難易度はやや高めですがが、IT未経験でも合格可能です。
資格名 | 基本情報技術者 |
資格種別 | 国家資格 |
管轄 | 経済産業省 |
運営法人 | 情報処理推進機構(IPA) |
資格の位置付け | レベル2(1〜4のうち) ITエンジニアの登竜門 |
実務経験 | 必要なし |
平均合格率 | 30% |
平均勉強時間 | 150時間(算出根拠) |
資格名 | 基本情報技術者 |
資格種別 | 国家資格 |
管轄 | 経済産業省 |
運営法人 | 情報処理推進機構(IPA) |
資格の位置付け | レベル2(1〜4のうち) ITエンジニアの登竜門 |
実務経験 | 必要なし |
平均合格率 | 30% |
平均勉強時間 | 150時間(算出根拠) |
基本情報技術者試験とは、経済産業省所管の「情報処理推進機構(IPA)」が行う国家資格試験です。
基本情報技術者は、情報処理技術者の中で「ITエンジニアの登竜門」とされており、レベル2に位置付けられています。

過去10年間の平均合格率は30%と少し低いですが、実務経験が無くても受験可能です。(経歴書など必要なし)
IT未経験者でもチャレンジできる資格で、私もIT未経験から合格しました。(勉強方法は以下参照ください)

科目Aと科目Bの両方で合格点を取る必要がある
基本情報技術者は、知識を問う科目Aと、応用力を問う科目Bの両方で合格点を取る必要があります。
令和4年まで | 令和5年から | |
---|---|---|
知識・基礎 | 午前試験 4肢択一 150分間 80問 | 科目A 4肢択一 90分間 60問 |
応用力 | 午後試験 多肢択一 150分間 大問5問 | 科目B 多肢択一 100分間 小問20問 |
合格基準 | 午前試験と午後試験 両方とも60%以上 | 科目Aと科目B 両方とも60%以上 |
令和4年まで | 令和5年から | |
---|---|---|
知識・基礎 | 午前試験 4肢択一 150分間 80問 | 科目A 4肢択一 90分間 60問 |
応用力 | 午後試験 多肢択一 150分間 大問5問 | 科目B 多肢択一 100分間 小問20問 |
合格基準 | 午前試験と午後試験 両方とも60%以上 | 科目Aと科目B 両方とも60%以上 |
どちらか片方でも合格点に満たなければ不合格なので、難しいと感じます。
実は科目Aの方が合格率が低い
では、科目Aと科目Bの実際の得点率はどうでしょうか?
試験運営元のIPAでは、令和5年4月の受験者の科目A・科目Bの評価点分布を公開しています。
令和5年4月 | 科目A試験 | 科目B試験 |
---|---|---|
受験者数 | 7277名 | 10513名 |
合格者数 | 4471名 | 6712名 |
合格率 | 61% | 64% |
令和5年4月 | 科目A試験 | 科目B試験 |
---|---|---|
受験者数 | 7277名 | 10513名 |
合格者数 | 4471名 | 6712名 |
合格率 | 61% | 64% |
実は応用力を問う科目Bの方が、合格率が高い(64%)です。(令和5年4月実績)
そのため、科目Aをいかに楽にクリアするか、それが合否の鍵となります。
基本情報技術者で自信がない、不安、ムリの理由
基本情報技術者試験は広範で深い知識、実務経験、論理的思考力などが必要とされ、受験者にとっては一定の難易度を伴うものとなっています。
理由1:幅広い範囲の知識が必要
- 幅広い範囲の知識が必要: 基本情報技術者試験では、情報技術全般にわたる広範な知識が問われます。ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、データベースなど、多岐にわたる領域にわたるため、受験者は広範な知識を網羅的に学ばなければなりません。
- 技術の進化に追いつく必要がある: 情報技術は急速に進化しており、新しい技術やツールが続々と登場しています。これに追いつくためには、常に最新のトレンドや技術動向に注意を払い、学習を続ける必要があります。
▼基本情報技術者の試験範囲は以下のとおり広いです。
大分類 | 出題数 | 小分類 |
---|---|---|
テクノロジ | 41問 | A基礎理論 Aコンピュータ構成要素とハードウェア Aソフトウェア Aシステム構成技術 Aデータベース Aネットワーク ABセキュリティ Aシステム開発 ABデータ構造,アルゴリズム,プログラミング AB疑似言語 |
マネジメント | 7問 | Aプロジェクトマネジメント Aサービスマネジメント |
ストラテジ | 12問 | Aシステム戦略と経営戦略 A企業と法務 Aシステム監査 |
大分類 | 出題数 | 小分類 |
---|---|---|
テクノロジ | 41問 | A基礎理論 Aコンピュータ構成要素とハードウェア Aソフトウェア Aシステム構成技術 Aデータベース Aネットワーク ABセキュリティ Aシステム開発 ABデータ構造,アルゴリズム,プログラミング AB疑似言語 |
マネジメント | 7問 | Aプロジェクトマネジメント Aサービスマネジメント |
ストラテジ | 12問 | Aシステム戦略と経営戦略 A企業と法務 Aシステム監査 |
理由2:詳細な理解が求められる
- 詳細な理解が求められる: 試験では特に基本的な概念や原則に対する深い理解が求められます。単なる事実の暗記ではなく、それらがどのように動作し、組み合わさっているかについて深く理解する必要があります。
- 問題形式の多様性: 試験では単一選択問題、複数選択問題、論述問題などさまざまな形式の問題が出題されます。これに対応するためには、柔軟な問題解決力や論理的思考力が求められます。
▼詳細な理解が求められる、科目Bの例

理由3:科目Aと科目Bを同時にクリアする必要がある
基本情報技術者は、科目Aと科目Bを同時にクリアする必要があるため、突破が難しい。
科目A合格 | 科目A不合格 | |
科目B合格 | 合格 | 不合格 |
科目B不合格 | 不合格 | 不合格 |
科目A対策を徹底しても科目Bに穴があっては不合格。
科目B対策を徹底しても科目Aに穴があっても不合格。

どちらか片方ずつ突破したい…!実は科目A免除の制度を利用すれば、本番は科目Bだけ
自信がない、不安、ムリの解決法(科目A免除)
このように実は難しい基本情報技術者試験。
でも、科目A免除の制度を利用した以下プランにより、解決がはかれます。
解決手順1:科目A免除を検討する
解決手順2:一歩ずつ進む仕組みを作る
解決手順3:科目A免除講座で勉強開始
それでは、手順を1つずつ解説します。
解決手順1:科目A免除を検討する
どちらか片方ずつ突破したい…!その願いを叶えるのが、科目A免除の制度。
制度の概要
IPA公式ページから引用
IPAに認定された講座を受講し、修了試験に合格する(修了認定の基準を満たす)ことによって、基本情報技術者試験の科目A試験が免除される制度です。
つまり、科目A試験免除制度は、一発試験で科目Aと科目Bの両方を合格することが難しい人に対する救済制度です。

事前に科目A免除試験に合格することで、1年間A試験(旧午後試験)を免除できます。
(詳細説明はこちら:科目A免除制度(旧:午前免除)ってなに?)
解決手順2:一歩ずつ進む仕組みを作る
科目A試験免除を利用した計画は、とてもシンプル。
科目Aと科目Bを1つずつ突破すればよい。
問題演習をこなし、科目A試験突破の実力を身につける。
科目A免除試験は2回まで受験できる。
科目Bの対策に集中し、効率的に合格の実力を身につける。
科目A免除は1年間有効。1回でダメなら何度でもチャレンジ!
このように合格できる仕組みを作って、合格のハードルを下げることがポイント。
解決手順3:科目A免除講座での勉強を開始する
科目A免除に対応したおすすめ講座は、Bizlearnと資格の大原の2つ。
特に「科目A免除試験の合格率が93%と高く」「受験料金が安い」がBizlearnとても良い。
なお、両講座の比較紹介は、こちらの記事を参照してください。
Bizlearnは、IPAの認定講座の要件を満たした講座であり、信頼感がある。
科目A免除の対象講座は、認定講座の要件を満たし、IPAの審査に合格する必要があります。
▼IPAから認定を受けるためには、このような手順でIPAの審査通過が必要。


不備がなくなるまで繰り返し審査とは…!厳正な審査をクリアした講座としての安心感があります。
基本情報技術者の合格率を大きく向上させるBizlearnの講座を記事にしたので、ぜひご参照ください。

まとめ:今日から科目A免除を目指そう
基本情報技術者が難しい理由と、解決策を紹介しました。
Bizlearnは後悔することはない基本情報技術者講座なので安心して選んでください。
科目A免除カリキュラムを1日でも早くスタートさせ、講座費用以上の栄冠を勝ち取りましょう。
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