アガルートの技術士通信講座で選択科目Ⅲの添削を受けてみた

選択科目Ⅲの添削紹介(アガルート技術士講座)
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技術士二次試験の選択科目Ⅲの点数を上げたい人

機械部門を受験予定で、添削を受けた答案の例を見たい人

アガルートでⅢの添削を受けた実例が気になる人

技術士二次試験の選択科目Ⅲは3枚の答案用紙に記述する必要があります。

そのため、3枚もの原稿用紙に何を書いたら評価されるか悩む方も多いと思います。

筆記試験をクリアするため、次のようなステップで完成させる方も多いでしょう。

  1. 答案の書き方について情報を集める
  2. 自分が納得するまで書く
  3. 有識者からフィードバック(添削)を貰う
  4. 答案を書きなおす

中でも3.の添削をもらう事は、とても重要だと考えます。

しかし添削をもらうと言っても、有料だったり、人様の時間をいただく事になります。

お金を払って、答案をダメ出しされる。添削も楽じゃない。

添削を受ければすぐ合格答案が量産できる、というと違います。

何度も添削を受けても、なかなか60点を超えられない同胞も多く見てきました…!

そこで本記事では、私が添削を受けて70点だった答案を紹介し、ポイントを説明します。

添削を受ける回数を減らして、最短で合格する。これをお手伝いします。

答案はアガルートの講座で添削いただいたので、アガルートの添削様式も参考にして下さい。

結論 【答案作成で重要だったこと】

・雑誌や本で集めた知識を答案に書いても、集団を抜け出せない。

・自分の受験科目の「専門家」として書く。これが差別化に繋がる。

・かといって、自分よがりで題意を外すのはNG。専門科目のキーワードを適切に使うこと。

・そのため専門科目のキーワードを、自分の業務経験に結びつけて、専門家としての視点で書くこと。

結論【アガルートのⅢ添削レビュー】

・チェック項目が12項目でABC評価されるので、「弱い点」がすぐ見つかる

・「弱い点」を「どう修正すれば良いか」、一目でわかるので、勉強の効率も上がる

・自分の答案が、細かく「褒められ」「添削」されるので、修正する「モチベーション」も上がる

この記事を書いた人

>技術士一次 機械/電気で合格
>技術士二次 令和2,3年度不合格
各問の最高はⅠA、Ⅱ B、Ⅲ A
>技術士講座で試した講座は6社
>記事コンテストで銅賞獲得

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目次

選択科目Ⅲの概要

本題(添削の内容)に入る前に、技術士の筆記試験選択科目Ⅲについて簡単に説明します。

選択科目Ⅲの審査項目は次のように明記されています。(技術士の受験申込書参照)

【概念】
社会的なニーズや技術の進歩に伴い、社会や技術における様々な状況から、複合的な問題や課題を把握し、社会的利益や技術的優位性などの多様な視点からの調査・分析を経て、問題解決のための課題とその遂行について論理的かつ合理的に説明できる能力

【出題内容】
社会的なニーズや技術の進歩に伴う様々な状況において生じているエンジニアリング問題を対象として、「選択科目」に関わる観点から課題の抽出を行い、多様な視点からの分析によって問題解決のための手法を提示して、その遂行方策について提示できるかを問う。

【評価項目】
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち、専門的学識、問題解決、評価、コミュニケーションの各項目

技術士公式HPの受験申込書より引用

つまり闇雲に回答しても点数が入るわけではなく、「審査項目」を満たした答案作りが肝要です。

審査項目について、「コンピテンシー」を意識して表にまとめると、このようになります。

審査項目Ⅱ-1Ⅱ-2口頭
専門的学識
問題解決
マネジメント
評価
コミュニケーション
リーダーシップ
技術者倫理
継続研さん

コンピテンシーとは、「結果を出し続ける人の行動特性」の事を指します。

技術士に求められるコンピテンシーは、文部科学省のHPで説明があります。

当サイトでもこちらの記事で説明したので、気になる方は参照下さい。

なおスタディング講座の添削評についても、コンピテンシーが評価項目になっていました。

  • 文章番号、タイトルの入れ方
  • 解答は論理的整合性があるか
  • 専門的学識
  • コミュニケーション能力
  • 問題解決能力
  • 解決策を評価しリスクを見つけているか

私が添削課題を提出した時も、コンピテンシーを示す事を意識して、答案作りを行いました。

コンピテンシーは重要。何回でも言います…!

添削で70点評価だった答案の紹介

こちらが、添削で70点評価だった答案です。

なお添削者は、技術士総合技術管理部門の資格を持っており、社内で講師の経験がある方です。

令和3年 選択科目Ⅲ-2 機械設計

労働力人口や企業の経営資源の減少に伴い、機械製品のコンポーネントをすべて内製するのではなく、その一部を外製することは一般的になってきている。特に新しい分野の製品を開発するに当たっては、自社のリソースでは対応が難しいコンポーネントを外製化し、外部の専門企業が持つ高い知見や技術力を自社のために活用できるのは大きなメリットとなる。

(1)新しく開発する機械製品を具体的に一つ示し、その設計を担当する技術者の立場で、一部のコンポーネントを外製する場合の課題を多面的な観点から3つ抽出し、それぞれの観点を明記したうえで、課題の内容を示せ。

(2)抽出した課題のうち最も重要と考える課題を1つ挙げ、その課題に対する複数の解決策を示せ。

(3)すべての解決策を実行しても新たに生じうるリスクとそれへの対応策について、専門技術を踏まえた考えを示せ。

提出した答案はこちらになります。

1.製品例と一部のコンポーネントを外製する場合の課題
1-1.製品例(エレベータ用巻上機)
 製品例は、図1の巻上機ブレーキ(以下BK)を想定する。BKは、綱車を摩擦保持しカゴを静止させる安全装置である。ブレーキシュー(以下シュー)は、摩擦材成形型や防塵設備等が必要なため、専業メーカで外製する。

1-2.開発初期で要求仕様(QCD)を考慮した設計
 エレベータ全体の開発が進んだ後に、シューの要求仕様(QCD)を決めると、外製先で実現困難な場合に開発スケジュールが大幅に遅延する。このスケジュール遅延の問題に対し、シューの要求仕様を事前に抽出すると共に、外製先と速やかに設計情報を共有する。

1-3.購買仕様書の締結による要求仕様の一元管理
 シューの要求仕様は、200℃での摩擦係数、パッド許容面圧、接着剤はみ出し許容高さ等多岐に渡る。技術検討書を集めた仕様管理は、資料が点在するため改定漏れが発生する。この改定漏れの問題に対し、要求仕様を明記した購買仕様書を取り交わし、一元管理する。

1-4.品質管理と指導(QC工程表と工程監査)
 パッドを固定する接着剤は、クリープ破壊と熱疲労破壊事例がある。破壊の原因は、接着剤塗布量不足であり、工程に起因する。外製先の工程不良は、出荷試験と異なり見過ごしやすい。この工程不良の問題に対し、QC工程表を提出させ、工程監査を実施する。

2.課題と解決策
 製品品質は開発初期で大部分が決まるため、要求仕様を満たす設計課題に対する解決策を示す。
2-1.コンカレントエンジニアリングの導入
 設計者は、開発企画段階から工作・資材・経理・営業のキーマンを集め、設計思想を伝えると共に下流工程での課題を共有する。例えば外製先で幅小パッド製作不可など、生産活動の下流で発生する問題は、設計段階で把握する。下流工程の課題を考慮した設計は、再製作や不要な検討時間の増大を抑制する。

2-2.品質機能展開(QFD)による要求仕様の具体化
 設計者は、顧客が要求する品質を抽出し、各要求品質の重要度と競合比較を分析した上で、どの要求品質を重視するか判断する。ブレーキでは、エレベータ改修周期の25年間、-10~50℃環境で摩擦係数低下が20%未満、パッド脱落等で制動力損失が無い事を重視する。重視した事項は、設計・製造・検査行程に反映させる。

2-3.デジタルエンジニアリングによる迅速な設計情報の共有
 BKの設計は、3次元CADを活用し、試作前に干渉チェックや組立性を検証する。接着剤に発生する熱応力やせん断応力は、許容応力範囲内か、有限要素法解析で事前検証する。事前検証で決定したシューの寸法や接着剤塗布量等設計情報は、PDMを通して社内で情報共有する。共有された設計情報は、資材担当者を通じ、外製先に迅速にデータ送付可能となる。

3.リスクと対応策
3-1.①リスク「クリアランスに異物混入による吸引不良」
 BKは、電磁コイルのGAPに異物が混入し、吸引不良→引き摺り→異常発熱によりフェードが発生するリスクがある。フェードによりブレーキが滑った場合は、乗客がカゴに挟まれる重大事故に至る可能性がある。

3-1.②ゴムパッキンを使用した異物混入防止対策
 異物混入防止対策では、図2の通りクリアランス部を全面覆うゴムパッキンを使用する。綱車やレールの削り粉がBK周辺に舞っており、電磁コイルに付着する。0.04mmの鉄粉混入は、スイッチでの検出が難しいため、非磁性のゴムで物理的に防止する。

3-2.①リスク「接着剤破壊によるパッド脱落」
 パッドを固定する接着剤には、クリープ破壊と熱疲労破壊事例がある。エレベータ寿命を考慮したパッド脱落防止では、アレニウス則による破壊試験を行う。しかし、接着剤の計量誤りや乾燥炉の温度バラつきにより、早期に接着剤が破壊し、パッドが脱落するリスクがある。

3-2.②パッドが脱落しない構造設計対策
 提案構造では、脱落したパッドがシューの土手で位置拘束され、ドラムから脱落しない(図3)。パッドが脱落したBKは、静止保持時のガタ量が通常時より大きいため、ガタ量を自動検知し保守員にシューの交換を促す。

こちらの答案を作成するに当たって気をつけたポイントは次の通りです。

(1) 専門科目のキーワードを、業務経験に結びつけて、専門家として書く

(2) 小論文なので、主張することには理由を付ける。

(3) 主語と述語を意識し、長文を避ける。

(4) 章、節、項の書き方は統一する。可能なら所属学会に従う。
 機械学会の例は以下。
  1.章のタイトル
  1・1 節のタイトル1
  1・2 節のタイトル2
  1・2・1 項のタイトル1

(5) 文頭は「1マス」空けて書き始める。(Ⅱ-1の添削で指摘された)

(6) 体言止めは箇条書きのみで使用する。基本は論文調の文末「である」を使う。(Ⅱ-1の添削で指摘された)

(7) リスクは、解決策を実行しても残ってしまう、不確実で、効果が消えてしまうような事象

アガルートの通信講座で添削を受けた理由

私としては完成させた答案です。これを敢えてアガルートの技術士講座で添削いただきました。

なぜ、添削で70点を貰った答案を、別の先生に見て貰うか。それは万人に受ける答案を目指したからです。

技術士試験では、どんな採点者に当たるか分かりません。

どんな採点者に当たっても、合格答案だとアピールできる実力が欲しく、複数の人に添削いただきました。

1人から70点評価の答案より、10人に70点以上と言われる答案を目指したい。

アガルートは、合格時に素晴らしい返金制度があり、そのためアガルート講座を併用しています。

✔ 受験申込書から口頭試験まで穴が無い
✔ 合格時は全額返金&3万円進呈
✔ 添削に加えて模擬口頭試験が良い
✔ 合格の自信が有れば最もオススメの講座

公式ページ>>

詳細ページ>>

アガルート通信講座での添削結果

アガルート通信講座で添削を受けた結果は次の通りでした。

解答論文評価視点評価
文章番号、タイトルの入れ方B
図表の挿入はあるか・解答の中で説明しているかA
文章は一文一意になっているか・文法上の間違いはないかA
一つの文章は、70文字以内に収まっているか。主語と述語の関係はあっているかA
論理的な文章構成になっているか、論理の飛躍はないかA
設問に対して、解答はズレていないかA
コンピテンシー:コミュニケーション能力(分りやすい文章か)A
コンピテンシー:専門的学識(専門知識に間違いは無いか)A
コンピテンシー:問題解決に向けて課題は抽出されているかA
コンピテンシー:最も重要な課題は適切かB
コンピテンシー:解決策を評価しリスクを見つけているかA
アガルート技術士通信講座 機械部門Ⅲ添削結果【技術士ノート】

チェック項目が12項目でABC評価されるので、「弱い点」がすぐ見つかります。

【全体のコメント】
評価は、Bプラスです。 記述内容自体は、合格答案の範囲です。 題意要求事項の応答ならびに記述の流れは全く問題ありません。 題意要求事項(設問が問うている事)に的確に応答した最も重要な痕跡は、タイトル目次です。 目次で的確に提示したら、端的に文章記述いただければよいです。 また複数の図示の場合、提示の大きさが重要になります。一応、8マス×6マスを標準として、試験委員が見やすい大きさを念頭に記述ください。 念のため加筆しますが、試験委員は高齢の先生方が多いので、濃い字体で大きめにはっきりと記述すことがポイントです。 ほか少々コメントしましたが、参考程度の内容です。 タイトル目次(課題の観点提示を含む)の表現を工夫すれば、すぐに合格答案A評価です。

【指摘事項】
文章番号、タイトルの入れ方について、「最も重要な課題」の箇所、タイトル目次を必ずご提示ください。

実績値、観測値などの表記も付け加えると良いです。

問題解決について、観点をわかり易く提示しましょう。この点、少々コメントを残しました。

重要課題内容は適切ですが、タイトル目次に「最も重要な課題と理由」は必ず書いてください。ここで試験委員に読み飛ばされるともったいないです。

「弱い点」を「どう修正すれば良いか」、一目でわかるので、勉強の効率も上がります。

提出した解答用紙に対する、「特に良い点」と「要修正点」のコメントも付いていました。

3枚の答案用紙に、19個ものコメントをいただきました。

ここまで丁寧に手厚くコメントを貰えて感動!褒められるのも嬉しい。

このように添削を受けた後、答案を修正しました。

しかし令和4年度の試験で使用する答案となりそうなので、申し訳ございませんが非公開とします。

どうやって添削を受けたか

このように技術士試験合格に向けて添削が大変重要であると考えています。

そこで参考として、私が添削を受けた方法について紹介します。

有料となってしまうのですが、こちらの講座を利用しました。

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8回の添削と1回の模擬面接が付く講座で、私も2022年の合格を目指し受講しています。

4度目の受験となりますが、通信講座を初めて受講しました。来年こそ合格したい!

こんな感じでチャットアプリに申込書をアップロードするだけで、添削を受けられました。

私が受験申込書の添削を提出した際は、24時間以内に返ってきました。

他にも技術士講座を試してみましたが、アガルート講座は返金制度が大変魅力的です。
アガルートの技術士講座をレビューしました。驚愕の返金制度あり>>

技術士講座の比較については、こちらでまとめたので、気になればどうぞ。
技術士(二次試験対策)のおすすめ通信講座を6社紹介>>

※画像をクリックすると講座比較記事にジャンプします

まとめ

ここまでお読み頂きありがとうございます。

「答案作成で重要だったこと」、「アガルートのⅢ添削レビュー」をまとめます。

結論 【答案作成で重要だったこと】

・雑誌や本で集めた知識を答案に書いても、集団を抜け出せない。

・自分の受験科目の「専門家」として書く。これが差別化に繋がる。

・かといって、自分よがりで題意を外すのはNG。専門科目のキーワードを適切に使うこと。

・そのため専門科目のキーワードを、自分の業務経験に結びつけて、専門家としての視点で書くこと。

・「最も重要な課題」の箇所、タイトル目次を必ず提示する

結論【アガルートのⅢ添削レビュー】

・チェック項目が13項目でABC評価されるので、「弱い点」がすぐ見つかる

・「弱い点」を「どう修正すれば良いか」、一目でわかるので、勉強の効率も上がる

・自分の答案が、細かく「褒められ」「添削」されるので、修正する「モチベーション」も上がる

▼他にもアガルートの答案添削例が見たい方は、こちらが参考になると思います。
アガルートの技術士通信講座で選択科目Ⅱ-2添削を受けてみた>>

▼スタディング講座でC→A判定を取った軌跡をまとめました。
スタディングの技術士講座で選択科目Ⅱ-2を受けてみた>>

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